宝塚星組【眩耀の谷/Ray】ライブ配信で見た感想!東京2日目観劇レポート!

星組 眩耀の谷 観劇レポート

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宝塚歌劇 星組公演「眩耀の谷/Ray」(東京宝塚劇場)ライブ配信で観劇しました!

約4か月振りの公演でしたが、久しぶりの宝塚の舞台に感激しました!

東京公演の2日目、終演後の幕が下りる前にライブ配信を見ている私たちに向けて礼真琴さんのあいさつがあったのが嬉しかったです^^

礼真琴・舞空瞳のお披露目公演「眩耀の谷/Ray」をライブ配信で見た感想をまとめました!

 

目次

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星組「眩耀の谷/Ray」東京公演2日目の様子

東京宝塚劇場での星組公演が延期となって約4か月、7月31日に無事初日を迎えました!

その翌日、東京公演2日目の舞台が「ライブ配信」されたので、自宅で観劇しました。

 

新型コロナ対策として、来場するお客さんへは

  • 劇場入り口での「検温」「手指の消毒」「マスク着用」などの実施
  • 客席の数を減らす、密にならないように前後左右の席を空ける
  • 客席の1列目は空ける

などのお願いや対策がされました。

 

宝塚側の新型コロナ対策として、出演者など舞台に関することでは

  • 宝塚大劇場公演よりも舞台に上がる人数を減らす
  • オーケストラの音源は録音
  • 客席下りなど、お客様との触れ合いをしない

などの対策が取られていました。

 

ライブ配信で、劇場の様子を見る限りはとくに混乱はなかったと思います。

客席が減ってはいますが、いつもの劇場の雰囲気が伝わってきました。

上演中も「出演者が少ない」という感覚は全くなし。

星組のエネルギー溢れる舞台に、コロナ渦の中でエンターテイメントを届けてくれる宝塚に感謝の気持ちしか湧きませんでした。

7月後半から東京の感染者数が増え続けていたので、星組公演が中止になる覚悟もしていました。

ですが、初日、2日目と無事に舞台を終えることができたようで、ファンとしてもホッとしました^^

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星組「眩耀の谷」感想!あらすじと登場人物などまとめ

とってもいいお話でした!

「眩耀の谷」のあらすじは、礼真琴さん演じる丹 礼真(たん れいしん)が祖国である周の国や尊敬する上司のために未開の土地へ訪れたところから始まります。

「自分は国や先住民たちのために良いことをしている」と思い込んでいたのですが、国や上司の目的は未開の土地の秘薬と隠された黄金を奪うことでした。

人を疑うことのない優しい青年は、やがて真実を知り「どちらが正しいのか」と悩むことになります。

そして最後には国と民族に挟まれながらも大きな決断をすることに、、、。

>>星組【眩耀の谷】あらすじ・キャスト相関図!礼真琴トップお披露目!

大まかな話はこんな感じでした。

最初はちょっと難しそう、、、話の展開が早くてついていけないかも^^;と心配になったんですが、ラストに向かうにつれてどんどん面白くなっていきました!

とにかく世界観を伝えるための舞台セットがとても良かったです

物語の雰囲気が伝わるセットは、とってもセンスがよくて、舞台に溶け込んでいたのでいい意味で気になってしまいました^^

「中国っぽいハリボテ置きました」という感じではなかったので安心しましたw

 

演出は、謝珠栄先生。

中国舞踊が入るのは、さすが謝珠栄先生!

以前、謝珠栄先生が関わった花組のショー「アジアンウィンズ」を思い出しました^^

娘役たちのダンスがまた世界観をぐっと深くしてくれていたと思います!

>>【演出家】謝珠栄のおすすめ作品!振付師で元花組男役!

 

舞台を広く使っての場面転換もとっても良くて、1場面ごとが飽きることがなかったです。

間を持たせる、というような幕前のお芝居も「裏でセット組んでます」という間に合わせの場所でやっていなくて、

あっという間に場面が大きく変わっていたところが、「わ~!」と声を出すくらいに良かったです^^(自宅で観ているので声をあげ放題ですw)

 

ラストの礼真琴さん演じる礼真(れいしん)の大きく成長した姿がステキでした。

トップスターとしてお披露目の舞台で、立場など想いが重なるような場面でもありました。

星組の中心に立って組子を率いていく、トップになった今の立場ととても重なりました。

 

舞空瞳さん演じる「瞳花(とうか)」は王族の地を引く姫君の役でした。

盲目という難しい役どころでしたが、芯の強さを見せる筋の通った女性の姿がとてもステキに見えました^^

 

瀬央ゆりあさんの役名が「謎の男」というので、かなり気になっていたんですが「そうなの!?」と嬉しくなる種明かしがありました^^

途中から「もしかして、、、」とは思いつつも物語の展開の良さがナイス!

「ここで言うんだ!」といういいタイミングだったところが嬉しくなったポイントでした!

ヒゲをつけた豪快な男、とっても似合っていました!

 

残念だったのが、愛月ひかるさん演じる管武将軍(かんぶしょうぐん)のキャラクター^^;

何か強い信念があってやりたくないことをやっているのか、悲しい過去などあるのかな、と思ったんですがただただ非情な人物のままで終わりました。。。

どっちつかずの中途半端なキャラに感じてしまいました。

 

この公演で退団する華形ひかるさんが演じた周の王さま「宣王」は裏表全くなしの「暴君」!

こちらははっきりと役柄がわかるので清々しかったですw

>>華形ひかるの同期は誰?花組と専科の出演作や退団後の予定は?

 

星組ショー「Ray」感想!終演後にあいさつもありました

オープニングからエレキギターが鳴りまくりのロック調の楽曲でスタート!

最初から盛り上げるだけ盛り上げて一気にショーの雰囲気に飲み込まれました^^

「Ray」とは「光」「光線」という意味。

「光」をテーマにした世界の国をイメージしたステージを繰り広げてくれました。

 

演出は中村一徳先生。

個人的には、宝塚らしいショーを見せてくれる印象を持っています。

娘役の場面を多く作ってくれる先生で、今回もそこがちょっと嬉しかったです^^

男役は男らしく、娘役は女性の魅力をしっかりと魅せてくれるステージなのでいつも満足度は高めです。

 

オープニングの銀橋での場面で、華形ひかるさんとコミュニケーションを取っていた舞空瞳さんに「こっちを向きな!」的な感じで振り向かせた礼真琴さんがめっちゃ良かったです!!

たぶん演出なんでしょうけど、ドキっとしましたw

 

チャイナ服風の衣装での中詰は、「コロナ対策」のために銀橋までで客席下りはなしのステージとなりました。

たぶんここで客席下りがあったんだろうな、、と思います。

かなり盛り上がる場面なので、客席に来てくれたらもっと楽しいはず!

普段どおりにいかない今ですが、できる限りのことでお客さんを楽しませてくれる今の宝塚の心意気をしっかりと感じた場面でした。

 

東京オリンピックのためのギリシャ・アテネの場面もありました。

アテネの場面の直前にラインダンスがあったので、もうフィナーレなのかな?と気持ちがそっちにいってるところでした。

中詰とかで盛り上がった後だったのもあり、急にオリンピックについてのナレーションがあって少し退屈な気持ちになってしまいました^^;

 

フィナーレの大階段での群舞「黒燕尾」!

バイオリンの音色(「ツィゴイネルワイゼン」でした)が響くなかで、大階段の中央にひとり立つ礼真琴さん!

群舞に加わる男役スターたちは大階段の下でスタンバイしていて、場面が始まると階段へ駆け上がるという流れでした。

ここ最近の宝塚の舞台での大階段の群舞は本当によく揃っています!

「花組」の「はいからさんが通る」の群舞も良かったんですよね^^

大階段の場面は、かなりテンション上がりました!

>>【花組はいからさんが通る2020】ライブ配信で観劇!フィナーレは大正バージョン!

 

デュエットダンスは、赤のお衣装!

黒も入っていてシックな色合いでした。

舞空瞳のダンスは、いつ見てもしなやかでとってもキレイですね。

そのしなやかさを受け止める礼真琴さん、、、お似合いのカップルです!

このデュエットダンスを観られて感無量です!

無事に宝塚の舞台の上演が始まったこと、本当に嬉しく思いました^^

 

終演後、幕は下りずに礼真琴さんがあいさつをしてくれました。

ライブ配信で視聴している私達へ手を振ってくれて嬉しかったです^^

ちゃんと私も手を振り返しました。

東京宝塚劇場まで想いが伝わっているといいなと思いました^^

 

星組「眩耀の谷/Ray」感想まとめ

今までとは違う日常の中での宝塚公演でしたが、無事に初日、2日目とスタートできて安心しています。

出演者や舞台関係者さんたちは、いつもよりも気を遣うことの連発だと思います。

そんな中でも、私達に最高の舞台を届けようとする宝塚の姿勢に感動です。

観る側もできる限りの対策をして、観劇を楽しむ方法を広げていけたらいいなと思いました。

今は「ライブ配信」という形で自宅での観劇となっていますが、安心してまた宝塚大劇場・東京宝塚劇場で観劇できることができるように願っています。

今は今できることをしていこうと思います。

ステキな舞台を家まで届けてくれて宝塚歌劇に改めて感謝です。

「またお会いしましょう」と言っていた礼真琴さんの言葉を、明日からの活力にしていきたいと思います!

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