宝塚歌劇 雪組「蒼穹の昴」の宝塚大劇場 千秋楽公演をライブ配信で観劇しました。
浅田次郎さん原作の小説を舞台化した作品、とても壮大な世界観もあって見応えがありました!
娘役トップスター朝月希和さんの退団公演ということでサヨナラショーもありました。
雪組「蒼穹の昴」を観劇した感想をまとめました。
目次
雪組「蒼穹の昴」観劇レポート!ストーリーや演出など感想まとめ
グランドミュージカル「蒼穹の昴」
- 観劇日:2022年11月7日 千秋楽
- 場所:宝塚大劇場
- 原作:浅田次郎
- 脚本・演出:原田諒
雪組「蒼穹の昴」感想
浅田次郎さん原作の「蒼穹の昴」のストーリーの面白さがきちんと詰まっていたと思います。
舞台でしか味わえない雰囲気が伝わってきて、「蒼穹の昴」というお話の芯の強さを感じることができた作品でした。
とても壮大なストーリーなので、とにかく見逃しや聞き逃しがないように真剣に見ていました。
それでも聞き慣れない言葉が多くて思考が止まりそうで、ストーリーについていくのがやっとな時が多かったです^^;
事前に「蒼穹の昴」について予習をしてもいたので、なんとかついていけましたが、予習なしで初見の人はちょっと難しい内容に思えたかもしれません。
原作の物語自体はとてもおもしろいので、これをうまく舞台でまとめるのは大変だったと思います。
それでもラストまでちゃんと筋も通っていてまとまった内容だったので、見終わってもスッキリとした気持ちでした^^
舞台装置
場面転換が多めでしたが、集中力が削がれることがなかったと思います。
執務室での場面で、背景の本棚がちょっとハリボテ感があったところが気になってストーリーが飛びそうになりました^^;
時々、ちょっと予算がすくないのかな、、、と思ってしまって気が散ってしまうこともありました。。
その分、衣装が豪華だったのでそちらでバランスがとれていたのかも?と余計なことを考えてしまっていました。
衣装
清朝時代の衣装がとてもステキでした^^
官吏たちの服や、京劇での衣装などなど、ライブ配信だから近くで見ることができたのも良かったです。
官吏たちは同じ形の服を着ていたので、劇場で観た場合は、もしかして誰が誰だか区別がつかなかったかも^^;
髪型も長髪を三つ編みにしていたりと、すべてにおいて珍しくて見ていて楽しかったです。
音楽
中国の弦楽器 胡弓の音色など、ストーリーの世界観によく合っていて良かったです^^
キャストたちが心のうちを歌にしているところも、スッと入っていけるような歌と内容だったところも良かったです^^
唐突な歌い出しとかなかったと思います。
キャストがソロで歌う場面も多かったので、見ごたえありました!
とくに個人的には一樹千尋さん演じる西太后の歌声、感動しました^^
雪組「蒼穹の昴」キャスト感想!
彩風咲奈さんが演じた「梁文秀」の人柄はイメージと違っていたけれど、政治に真面目で国を思う青年の姿に感動しました。
朝美絢さん演じる「李 春児」は原作のイメージのままのように感じました。
舞台化したことで春児の「京劇」が見れたことが一番良かったと思っています!
衣装もステキでした^^
朝月希和さん演じる「李 玲玲」の出番が少なかったのが残念でした^^;
ストーリー上仕方ない部分もあるんですが、朝月希和さんの退団公演ということを思うと寂しいなと思えてしまいました。。。
キャストに専科生が多く出演していることに改めて驚きました!
京三紗さん、汝鳥伶さん、一樹千尋さん、夏美ようさん、悠真倫さん、凪七瑠海さん!
なんだか豪華なキャストで見応えありました!
一樹千尋さん演じる西太后がひとりで歌う場面もあって、宝塚の舞台としてのスケールの大きさも感じました!
まとめ
宝塚歌劇 雪組「蒼穹の昴」の観劇レポートをまとめました。
壮大なスケールのお話でしたが、宝塚歌劇にぴったりの内容だったと思いました^^
豪華な衣装や京劇などの見せる演出など、見ごたえはたっぷりあったと思います!
彩風咲奈さん演じる梁文秀と朝美絢さん演じる李 春児が中心のお話だったので、
朝月希和さんの退団公演という感じではなかったのがちょっとさみしく思えました。
でも、朝月希和さんのサヨナラショーはとても良かったので、満足はできました^^
文秀や春児以外にも魅力的な登場人物が多くいたので、原作も読んでみたいと思える作品ではないかなと思います!