月組【グレートギャツビー2022】感想!宝塚千秋楽の観劇レポート

月組2022 グレート・ギャツビー 観劇レポート

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宝塚歌劇 月組「グレート・ギャツビー」宝塚大劇場 千秋楽公演ライブ配信で観劇しました。

新型コロナウィルスの影響で中止期間もあったのが残念でしたが、千秋楽を無事に終えて良かったです^^

月組「グレート・ギャツビー」を観劇した感想をまとめました。

 

目次

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宝塚 月組「グレート・ギャツビー2022」千秋楽の感想と観劇レポート

  • 観劇日:2022年8月22日 千秋楽
  • 場所:宝塚大劇場
  • 脚本・演出:小池修一郎

 

「グレート・ギャツビー」感想

冒頭、ギャツビーの唯一の友人となるニック(風間柚乃)が隣人として引っ越してくる場面から。

運転手役の英真なおきさんの元気な姿を見てなんだか嬉しくなりつつ、物語が始まりました。

自由に明るく生きる人達がハチャメチャにパーティをしている賑やかな場面からは想像できないくらい、物語が進むにつれて内容はとても重くてラストはだいぶモヤモヤしました^^;

愛を貫いたジェイ・ギャツビーの幸せとは何だったのかなと考えてしまうラスト、、、

もっと柔軟に物事を考えて人生の方向を変えてみたら違う人生だったのかもと思ってしまいました。

でも、ジェイのお父さんが持ってきた日記の内容を知ってしまってからは「これがジェイ・ギャツビーの人生だったんだな」と納得しました。

真面目でまっすぐなジェイ・ギャツビーの本当の姿を知っていたのはお父さんと友人ニックだけ、という寂しい結末、愛するデイジーの本心がはっきりわからないところもモヤモヤ。

観た人の捉え方によっては

「デイジーはジェイの気持ちを考えて自分の平穏な人生を優先した」

とも取れるし、

「バカな女になって何も考えず自分を守った」

とも取れるような気がして、どうなんだろうと考えてしまいます。

ジェイが亡くなってからのデイジーの姿は描かれていなかったので想像するしかないんですが、ジェイを想っていたのは本当だったとは思います。

 

ニックがジェイに最後に会ったときの会話で

「どんな過去があろうと、あんな奴らよりよっぽど価値のある人間だよ」

と、愛を貫く覚悟を決めたジェイへ言ったセリフが忘れられません。

貴族の家柄、人種、などが絡む人間関係の中、愛だけに重きを置いていたジェイの本質がこの台詞に詰まっているように思いました。

ニックってなんだか頼りない男だと思っていたんですが、ジェイや周りの人たちを広い視野で見ていたっていうことも分かって「一番まともな人だったんだ!」と最後の最後に驚いてしまいました!

 

さらに最後に登場したジェイのお父さんには泣かされました。

小さいころに書いていたジェイの日記、本当にいい人だったんだと分かって、最後のお別れの寂しさをさらに強烈にしていたように思いました。

 

衣装

月城かなとさんのスーツの着こなしが最高に良かったです^^

いろんな色のスーツを着ていましたが全部似合ってました!

さらには軍服までも見ることができて、なんてお得な作品なの!とちょっとどころかかなり嬉しくなりましたw

女性陣たちの、1920年代に流行ったアメリカのドレス「フラッパードレス」のデザインがかわいくて見ていた楽しかったです^^

ヘアスタイルもショートやボブヘアがよく似合ってました^^

 

セット

潜り酒場の「アイスキャッスル」

入り口を高い位置にして、登場人物たちの出入りをうまく演出していたところが良かったです。

ギャツビーが「アウトロー」だと連呼して歌っていた場面のバーの雰囲気と証明の色とか良かったです!

 

小道具

ちなつさんが乗っていたトムの青い車、ギャツビーの黄色いオープンカーと車の登場よくありました。

あれ、電気自動車だったと思うんですが、ちなつさん、れいこさんが本当に運転してたのかな?と気になってしまいました。

シャンパングラス、酒瓶、ゴルフクラブなど細かい小道具がたくさん登場して扱いが大変だったんじゃないかと見ていて思っていました。

 

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月組「グレート・ギャツビー2022」キャスト感想

 

月城かなと/ジェイ・ギャツビー

デイジーの家を見つめながら歌う姿から「もう寂しい男じゃん」という雰囲気が背中から溢れ出ていました!

真面目でまっすぐで、不器用な男、いつ「ジェイ・ギャツビー」を見てもブレない演技に見終わってから思い返してもスゴイなと思わずにはいられない演じ方だったと思いました。

デイジーを一途に思い続けてさらに磨きがかかった「頑固な性格」が物語を盛り上げてくれたんだと思うとデイジーってすごい人だとも思いました。

 

海乃美月/デイジー・ブキャナン

「女の子はバカなほうがいい」という衝撃発言をしてびっくりしましたが、過去を知ってみると「賢い女性」なんだと唸らずにはいられないデイジーの怖さを感じました。

デイジー初登場の時の「お金持ちだけど不幸せな私」の表情と、ギャツビーに再会してからのデイジーの表情の違いがすごくわかりやすくてかわいい女性だなとも思いました。

それを演じる海乃美月さんのデイジー、ハマっていたんだと思います^^

海乃美月さんのデイジー、もうちょっとヘアスタイルが似合ってると良かったのにと思いました^^;

羽根を背負ってのフィナーレの時の髪型が一番似合っていたように思いました。

 

 

鳳月杏/トム・ブキャナン

アメリカの貴族で、傲慢な夫、妻がいるのに浮気し放題という女性の敵を見事に演じて、逆に清々しいくらいのトムという人物!

ちなつさんだからこんな憎らしいヤツになるんだと思うとスゴイなと思います。

キャラも強すぎず、だけど「嫌なヤツ」になるちょうど良いバランスが取れてるところ、ホントにちなつさんはスゴいです!

働かなくてもいいくらいのお金持ちで、ポロにゴルフに何でもできる夫なのに、なんで「こんな人と結婚したくない」と思ってしまうんだろうw

 

風間柚乃/ニック・キャラウェイ

ジェイ・ギャツビーの唯一の友人となったニック、とってもいい人でした^^

おだちんの大らかな雰囲気と相まってニックというキャラが出来上がったんじゃないかと思うくらいでした。

始めは頼りない男だなと思っていましたが、できないことはで「できない」と言っていたり、無理せず貴族と付き合ってるところがニックの良いところなんだなと思いました。

ジェイ・ギャツビーの周りの人たちにもなびかず、お金持ちにも振り回されず、女性にも惑わされずニックって実は芯の強いひとなんじゃないかと見終わって感じています。

ジェイ・ギャツビーを唯一「価値のある人間」と言っていたニックも「価値のある人」だと思いました。

 

 

まとめ

宝塚歌劇 月組「グレート・ギャツビー2022」の観劇レポートをまとめました。

宝塚では「3度目の再演」だそうですが、大劇場での公演は初めてなんですね!

色んな意味で、考えさせられたストーリーでした。

1920年代のアメリカの華やかさ、その裏でも暗く日の当たらないところで暮らす人達がいたこと、いろんな世界が混ざり合って不思議な作品でした。

後味がすっきりしない結末でしたが、ジェイ・ギャツビーの愛はデイジーに届いたものだと思いたいです。

 

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