宝塚歌劇 星組レビュー「VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)」
宝塚大劇場での千秋楽公演をライブ配信で観劇しました。
演出家 指田珠子先生の大劇場デビュー作を観劇した感想をまとめました。
目次
星組ショー「ヴィオレトピア」観劇レポート!内容は意味不明?
レビュー・シンドローム
「VIOLETOPIA」
- 観劇日:2024年2月4日 千秋楽
- 場所:宝塚大劇場
- 作・演出:指田珠子
「ヴィオレトピア」を観劇した感想
ストーリー性のあるショーで、盛り上がるところがたくさんあって観客も参加できたりと、楽しいレビューでした!
なんと、トップスターコンビ、二番手のありちゃんも客席までおりてきてくれる演出もありました!
劇場にいたお客さんはさぞ楽しかったろうと、ライブ配信で観ていた私は羨ましくなりました!!
ちょっと気になったところ
賑やかな場面と、ショーの主人公である礼真琴さんが思い悩んで苦しんでいる場面と、両極端で「どういうこと??」とちょっと混乱することもありました^^;
ショーなのでセリフがない分、どんな場面か想像がつかないとショーに集中できないこともありました。。。
2場面、3場面あたりで、どういう意味なのかな?と思考が停止しそうになることもあり、おいていかれそうになりました^^;
良かったところ
オープニングで地味な格好のトップスターが登場!
予想外でいい感じに外してくる冒頭でした!
個人的には、娘役たちのパンツスーツの場面が良かったです^^
舞空瞳さんの燕尾とハットのスタイル、かっこよかったです!!
女性の演出家が魅せるショーだからなのか、衣装やダンスに品があって、男役も娘役もエレガントな美しさを感じて観ていて華やかな気分になりました^^
宝塚のショーの良さはやっぱりこれだよなあと嬉しくなりました!
ショーの終盤、主人公が体験した5つの場面それぞれの衣装を着た人がスポットを浴びていたり、ラストに向けてショーを振り返るような演出が良かったです^^
星組「ヴィオレトピア」楽曲まとめ!ショー中詰の使用曲の洋楽タイトルは?
レビュー「ヴィオレトピア」で使われていた楽曲の中で、気になった曲がありました。
ショーの中詰で歌われていた曲、個人的にずっとファンだったフランスのバンド「Phoenix」の楽曲!
2008年にリリースされたアルバム「Woifgang Amadeus Phoenix」に収録されている「Lisztomania」!
私のApple Musicのプレイリストにいつも入っている曲が突然宝塚のショーから聴こえてくるなんて驚きました!
ショーで歌っていても、日本語歌詞もとってもよくハマっていて良かったです!!
洋楽の歌を日本語の歌詞にすると、さらに歌うとなるとかなり違和感が出てくるので、個人的にはショーで使われる洋楽は好きではなかったです。
だけど、まったく違和感なくショーで歌われていたので、最初は「あれ?聴いたことあるんだけど、、、?」と戸惑ってしまいました笑
この曲以外にも「ハイウェイ・スター」も使われていましたね。
「ハイウェイ・スター」よりもずっとPhoenixの楽曲が良く聴こえました^^
星組「ヴィオレトピア」感想まとめ
宝塚歌劇 星組「ヴィオレトピア」の観劇レポートと感想をまとめました。
客席に星組スターたちがおりていく場面、ライブ配信で観ていても盛り上がったので、劇場ではもっと盛り上がったんだろうなと本当に羨ましいです!
お客さんと一体になる楽しさ、ダンスや音楽で気持ちを表現する難しさなどを感じたレビューでした。
衣装がとても華やかで素敵で!普段テレビで観ている番組とは違う色合いに、観ているだけで脳が活性化されるようでした!笑
演出家 指田珠子先生のレビューの次回作があるといいなと思える内容でした!
そして個人的には、普段通りに宝塚歌劇の公演を観ることができることにも感動しました。
110周年を迎えた宝塚歌劇団の「清く正しく美しく 朗らかに」の精神が未来へ続いてくことを願っています。