宙組の東京宝塚劇場公演「天は赤い河のほとり」「シトラスの風 -Sunrise-」の千秋楽をライブビューイングで観てきました!
宙組新トップスター真風涼帆さんと娘役トップスター星風まどかさんの大劇場お披露目公演でしたね。
マンガ原作のある作品と、宙組20週年を記念したレビューと贅沢な2本立ての公演、劇場で生で観れなかったのが悔やまれるくらい良かったです!
観劇した感想と退団者4名の挨拶もまとめました。
専科 星条海斗さんの最後の挨拶に号泣&爆笑でした!!
目次
宙組「天は赤い河のほとり」感想
ライブビューイングでしたが、大きなスクリーンで観劇できるって最高ですね^^
15時30分開演だったのですが、会場に向かう途中で渋滞にハマってしまいちょっと遅刻してしまいました(;_;)
今回の「天は赤い河のほとり/シトラスの風」は、大劇場での観劇はしていないのでオープニングを見逃してしまってかなり痛かったです!
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まずは、「天は赤い河のほとり」から。遅刻してしまって席に着いたらヒロイン ユーリ(星風まどか)がすでにヒッタイトに召喚されてしまっていました^^;
真風涼帆さん、星風まどかさんの大劇場お披露目公演ということでかなり気合の入った舞台という印象を受けました!
星組時代の真風涼帆さんの印象が吹っ飛ぶほどのスターっぷりに感動しました!歌声も立ち振舞もステキでした^^
カイル役は、真風涼帆さんに合わせたように柔和な性格になっていたような?原作ではもっとクールなイメージだったのでそう感じました。真風涼帆さんにしかできないカイル!って感じでした。
星風まどかさんの天真爛漫なユーリもとても良かったです。原作よりも子供っぽく見えてしまったのですが、異世界で成長する少女を見事に演じてました^^
ラムセスはオイシイ役ですね(笑)芹香斗亜さん、花組の印象が全く感じられない宙組色になってました!
個人的には「オーシャンズ11」で真風涼帆さんと同じライナス役を演じた二人だなーとニヤニヤしてました。
ライナス役は真風涼帆さんの方が好きだったので、芹香斗亜さんはどんな役が似合うんだろう?と思ってたのですが、ラムセス役はとてもステキでした^^
もし再演があってもラムセスは芹香斗亜さんの印象が色濃く残るだろうなと感じたほどでした。
舞台に関しては、衣装がすごいですね!原作に忠実に作ったユーリのドレスなどなど見応えがありました^^
装飾品がジャラジャラ着いてたので、衣装替えや舞台中に落ちてしまわないかハラハラしていた公演だったかもしれないですね!
剣舞のシーンなど、世界観もしっかりと伝わっていました。小柳奈穂子先生はファンタジーが上手い印象があるのでそれを裏切らない舞台だったと思いました!
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シトラスの風 -Sunrise- の感想
宙組20週年を記念したスペシャルバージョンとして再演、というかリニューアルしてました。
さすが岡田敬二先生!という感じのクラシカルでいてレビューの良いところを押さえた素晴らしいショーでした!
これは生で観たかった!!
パリのレビューのリスペクトを忘れない品のある衣装や、古さを感じない懐かしいレトロ感が絶妙!!
時々、銀橋だけのシーンがあるところにちょっと衝撃でした!芹香斗亜さんのチャイナ服の男、星条海斗さんのスーツの男という銀橋通るだけなのにその人物の想像が膨らみましたw
トップスター真風涼帆さんが出ずっぱりというのもすごい!踊りっぱなしで歌も多くて見どころが満載でした^^
中詰のバンダナの衣装の着こなしも良かったです^^下手するとバンダナ衣装はダサくなるんですけど、このショーのテイストなら全然アリでした!ここも絶妙です!
20年前のレビューなのにこんなに発見があるなんて!月組の伝説のショー「バッディ」よろしく最低3回は観たいと思いました(笑)
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デュエットダンスは、ボレロの前っていうところも良かったです。真風涼帆さんは衣装替えすることなく、大階段でのボレロの群舞に加わるところがいい!
ボレロのスタートは、大階段で男役たちのシルエットからってのもシビレました!全体に照明が当たる前に大階段の光だけで立つ白い燕尾の男役、最高です!!
エトワールは、星風まどかさんというのも驚きました。星条海斗さんかなーと思ってたので。歌には定評のある星風まどかさんの安定した歌声でフィナーレがスタート!
最後の最後までレビューの良さを感じた作品でした。全体的に華やかでいて落ち着いたレビュー、最高でした!
卒業生あいさつ!カーテンコールは何回?
今回、卒業生は宙組から3名、専科から出演の星条海斗さんを併せて4名でした。
- 潤奈すばる
- 朝央れん
- 結乃かなり
- 星条海斗
退団あいさつで印象的だったのは、星条海斗(愛称:マギー)さん。
月組時代から観ていたので、劇中やショー登場するたびに寂しさがこみ上げていました(;_;)
そんな星条海斗さんのあいさつは、宝塚が大好きだったおばあちゃんの話から。
マギーさんが「10年は続けるといって、早20年」というと笑いが起きましたw
「いまとっても幸せです^^天国のおばあちゃんも喜んでると思います」と、とても清々しいお顔での挨拶でした。
カーテンコール2回目で、卒業生の一言あいさつでは、
マギーさんが「わたし、帰らないから!!」という衝撃の発言(笑)
大爆笑の会場に、トップスターとなって初めての千秋楽カーテンコールの挨拶をする真風涼帆さんがアタフタしているのを楽しんでいたマギーさんがナイスでした(笑)
カーテンコールは3回!
3回目では、お客さんに向かって宙組生全員が、
「やれやれ、うるさい女神さまだな!」と『天は赤い河のほとり』のカイルの名台詞を言ってくれました(笑)
続けて、真風涼帆さんが「大事な女神さま(お客さん)が無事に帰れますように」との言葉に和みました^^
幕が下りても帰らないお客さま(女神さま)に羽を背負ったまま舞台袖から登場した真風涼帆さんが丁寧にお辞儀と最後のご挨拶を。
「千秋楽まで無事に終えることができたのも、お客さまのおかげ」と嬉しい言葉をかけてくださいました^^
最後まで大満足の宙組「天は赤い河のほとり/シトラスの風 Sunrise」千秋楽でした!