宝塚歌劇 星組「眩耀の谷/Ray」の東京宝塚劇場 千秋楽公演をライブ配信にて観劇しました!
上演途中、舞台装置のトラブルもありましたが無事に公演終了。
そして専科の華形ひかるさんの退団のあいさつも聞くことができました。
星組「眩耀の谷/Ray」東京千秋楽公演を観た感想をまとめました。
目次
星組「眩耀の谷/Ray」観劇レポート!ライブ配信で観ました
2020年9月20日、無事に東京宝塚劇場で千秋楽を終えました。
途中、新型コロナウイルス感染の陽性者が出たことで休演もしましたが無事に再開して本当に嬉しかったです。
上演が始まった2日目の公演もライブ配信で観劇したんですが、千秋楽は集大成ともいえる素晴らしい舞台を見せてくれたように感じました。
そして、専科の華形ひかるさんの退団の日でもありました。
コロナによって宝塚を卒業する日が延期になって、複雑な気持ちだったんじゃなかと思っています。
こうして千秋楽公演ができることが貴重だなんて、卒業を決めた日には想像もつかなかったんではないかと思います。
卒業の日までも、もう星組生と言ってもいいんじゃなかというくらいに華形ひかるさんは星組に馴染んでいましたよ^^
>>【宝塚ライブ配信】Uネクストと楽天TVどっちがおすすめ?メリットは?
「眩耀の谷」は、2回目の観劇になります。
「もう一回観てよかった」と思えるくらい舞台上での美しい世界観を再び観ることができて嬉しかったです!
場面転換がとってもスムーズなところも、本当に感心してしまいました。
銀橋や幕前のお芝居が「場面転換のためのお芝居」じゃないところもさり気なくすごい!
だいたいが「後ろでセットが変わっている」と感じるんですが、重要なシーンを演じているんでお芝居に魅入ってしまう!
芝居で惹きつけている間に、場面が変わっていたことに気づくことが多かったです。
ガラッと場面が変わるということがなく上手く舞台上の大物の装置を使っていたところもすごい。
とにかく、「眩耀の谷」の世界観が舞台の端から端まで感じられた作品でした。
衣装も素敵!
中国舞踊を舞う娘役たちの清楚で上品な色使いの衣装に見惚れてしまいました^^
迫力のあるお芝居、今の星組の色が出ていてとても良かったです。
礼真琴さん、舞空瞳さん2人のラストの場面での立ち姿には鳥肌が立ちました。
新たな星組を背負う礼真琴さんと新しい土地へ向かった丹礼真との立場がシンクロしているところも鳥肌ものです!
トップスターお披露目公演がこんな素敵な作品になってよかったなと心の底から思いました。
>>星組【眩耀の谷】あらすじ・キャスト相関図!礼真琴トップお披露目!
星組「眩耀の谷」舞台上のトラブルで一時中断も!
この日、これまで私が宝塚大劇場で観劇した時に体験しなかった珍しい出来事に遭遇しました。
舞台装置のトラブル発生で公演が一時中断する事態になりました。
始まって30分くらい経ったころかな。
礼真琴さん演じる丹礼真が不思議な生き物を見つけて追いかけていくシーンの時でした。
暗転して真っ暗になった舞台が一向に明るくならず「どうしたのかな??」と思ったら緞帳が下がった状態で会場が明るくなりました。
場内アナウンスが流れ「只今、舞台装置の点検作業をしています」という内容でした。
この場内アナウンス、しばらく間をおいて3回もありました。
約15分ほど待ったと思います。
「4時10分ころから上演を再開しますので、お待ち下さい」というアナウンスに変わり、ホッとしました。
このまま上演中止になったら困る!と思っていたので安心しました^^
再開した場面は、礼真琴さん演じる丹礼真が剣舞を大勢で舞うシーンから。
実は、上演が中断する直前にこの剣舞で礼真琴さんのカツラがズレるトラブルも発生していました。
頭の前方に思いっきり剣をあててしまって、カツラが後ろに大きく動いた!!
カツラがずれたあと、礼真がアップになることはなかったことと、カツラを直す時間はあったのですが、びっくりしました!!
礼真琴さんの終演後の舞台あいさつでは「礼真のおでこが広くなったのは私のせいです」と陳謝していました(笑)
- 礼真のカツラがズレるトラブル
- 舞台装置のトラブルで公演が中断
2つのトラブルを生配信で観ることができて、とっても貴重な日に観劇できたことが嬉しかったですw
>>【宝塚版】ロミオとジュリエットのあらすじとラスト!歴代キャストまとめ
華形ひかるさん退団あいさつ!花束を渡したのは誰?
華形ひかるさんの卒業にあたって、花束の贈呈は
- 専科:悠真倫
- 同期:奏乃はると
という2人。
花束を渡す2人は、華形ひかるさんに話しかける様子はなし。
目で「あとでね」と言っているような気がする、ほんわかした雰囲気でした。
華形ひかるさんを含めて、3人でニコニコというかニヤニヤした表情でした。
わかり合ってる3人の無言の顔、なんだか面白くもあり、寂しさもありと不思議な感覚でした。
華形ひかるさん、退団の挨拶では
コロナによって中断してから「宝塚への想いが一層募った」
と言っていたところが印象的でした。
花組から専科になって、いろんな組を回ってみて
「宝塚はひとつ」と思い知らされた
とも言っていて、これは専科へ移動した人ならではの感性だなと思いました。
そして「仲間に囲まれて」と言って星組生を見渡していました。
礼真琴さんは、今までお世話になった恩返しをしたくてこの公演を頑張ったと。
だけどやっぱりお世話になってしまった、と華形ひかるさん本人に言っているところが微笑ましいw
とても充実したお顔をしていたのも忘れられません。
花組時代から拝見していた華形ひかるさんが卒業、本当に寂しいです。
今後の活躍を祈ってライブ配信から観ているテレビのまえで思いをはせていました。
星組「眩耀の谷/Ray」東京千秋楽の感想 まとめ
新生星組の本公演が無事に千秋楽を迎えられてよかったです!
1公演を千秋楽まで無事に終えるのが、こんなにスムーズに行かないこと、今までなかったと宝塚も感じていると思います。
コロナ渦となったことで、宝塚歌劇の舞台がライブ配信で見れることは地方に住んでいる人にとってもありがたいです。
お家で観ていても、大劇場で観劇している気持ちと変わらずにいるんだなと発見もありました。
これからの楽しみは「ロミオとジュリエット」の配役が決まること!
新生星組の今後の舞台が当たり前のように観られることを願っています。