宝塚歌劇 花組の全国ツアー「メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-」
初演は1993年花組、その後は中日劇場、全国ツアーと何度も再演されましたが、すべて花組が上演という花組に縁のある作品です!
わたしの大好きな作品でもあるので、柚香光さんが「ダニエルのテーマ」を歌うなんて!絶対に観に行かねば!と今から楽しみでなりません!
目次
「メランコリック・ジゴロ」あらすじ
時代背景は、第一次世界大戦後のヨーロッパ。
女性に貢がせるジゴロを生業としているダニエル(柚香光)は、パトロンをなくして生活に困っているところ。そこへ友人のスタン(水美舞斗)が現れあやしい儲け話を持ちかけます。
「”睡眠口座”って知ってるか?」
というスタン、持ち主が長年現れない口座の中身を自分のものにしようというのです。
「絶対に成功する!」と自信満々のスタンを疑うダニエルでしたが、新聞に載っている「睡眠口座」の持ち主の写真はダニエルそっくりの青年でした。
うまくことが運び、睡眠口座を相続したダニエルとスタンでしたが、本当の睡眠口座の持ち主「アントワン」の妹フェリシア(舞空瞳)が現れます。
15年振りの兄との再開に喜ぶフェリシアに、ニセモノだと言えなくなるダニエル。
そしてアントワンとフェリシアの父親の旧友だというフォンダリも現れます。
「睡眠口座」の中身をめぐって、ダニエルの周りで騒動が大きくなっていきます。
「メランコリック・ジゴロ」キャスト!柚香光の相手役は?
- ダニエル:柚香光
- スタン:水美舞斗
- ティーナ:華優希
- フェリシア:舞空瞳
主要キャストの発表がありました!
柚香光さんの相手役はフェリシア役の舞空瞳さん!
ごくごく普通のお嬢さんフェリシアは、可憐な姿とはウラハラの意思の強い性格でそのギャップがかっこいいんですよね。
ダニエルの友人スタンには、水美舞斗さん。
スタンは、物語の始まり「睡眠口座」を持ちかけてダニエルに大きな騒動をふっかけてしまう張本人!
明るくて前向き!憎めないキャラは主人公食っちゃうかも?!ってくらいいいキャラしてます^^
華優希さん演じるティーナは、スタンの恋人という役どころです。
ちょっとおバカキャラですが(笑)素直でかわいいティーナの性格は愛されキャラでもあるんです^^
その他、父親の旧友だというフォンダリ、その息子バロット、バロットの妻ルシルもいいキャラたちです。
バロットもティーナ並のいいキャラです(笑)ちょっと空気読めない性格なところがシリアスなのに笑ってしまったり。
「メランコリック・ジゴロ」ラストはどうなる?
「メランコリック・ジゴロ -あぶない相続人-」は、サスペンスコメディ!
笑えるところもあり、シリアスな場面もあってハラハラするんです!
アントワンの父親とフォンダリは昔、列車強盗をした仲間でした。
ダニエルは、馴染みの店で浮浪者に親切に振る舞ったのですがその人がアントワンの父親だったとラストで判明します。
結局、フェリシアには本当の兄ではないと告白するダニエル。
睡眠口座の中身をめぐって事件に巻き込まれて行く中で、二人は距離を縮めて惹かれ合っていました。
事件が解決した後、元の生活に戻るというフェリシアを駅まで見送りにきたダニエル。
ダニエルは、ジゴロはやめて以前通っていた大学に戻ろうかとフェリシアに伝えます。
フェリシアは「もう会わない」と別れを言いましたが、結局は乗るはずの列車には乗らずダニエルの元へ。
ハッピーエンドで幕を閉じます^^
まとめ
宝塚歌劇 花組全国ツアー「メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-」のあらすじ・ラストについてまとめました!
主人公ダニエルを演じる柚香光さんの相手役は、舞空瞳さん。ダニエルとラストでは相思相愛になるフェリシアを円にます。
「メランコリック・ジゴロ」の作・演出は、ハードボイルド系が得意な正塚晴彦先生!
宝塚のテイストも織り交ぜつつもいつもの宝塚とは一味違った内容を楽しめるのではないかと思います。
わたしは中日劇場で2回観劇しました^^この時2番手だった壮一帆さんのスタンに当時はドハマりしてました。
ティーナを演じた野々すみ花さんの演技の幅の広さに度肝を抜かれたことも忘れられません(笑)
どのキャラクターも魅力的でステキです!観終わってからも気持ちがほっこりする作品となっていますよ^^