2018年に宝塚歌劇 雪組で「ファントム」が再演!
歌の多いミュージカルなのでトップスター望海風斗さんの歌声をたっぷりと堪能できるのが楽しみ!!
歌の他にも、ストーリーが魅力的なので、何度観ても泣いてしまいます!
「ファントム」は重要な役どころが満載な物語です。今までで過去に3回上演されていますが、あらすじや歴代キャストについてまとめてみました!
目次
雪組「ファントム」配役は?
【主要キャスト】
- ファントム(オペラ座の怪人):望海風斗
- クリスティーヌ・ダーエ:真彩希帆
- ジェラルド・キャリエール:彩風咲奈
- フィリップ・ド・シャンドン伯爵:彩凪翔・朝美絢(役替り)
- アラン・ショレ:朝美絢・彩凪翔(役替り)
- カルロッタ:舞咲りん
【その他の配役(一部)】
- ジャン・クロード:奏乃はると
- ルドゥ警部:真那春人
- ジョセフ・ブケー:天月翼
- ベラドーヴァ:朝月希和
- 幼いエリック:彩海せら
出演者が多いのが「ファントム」の特徴ですが、オペラ座の団員など名前付きの配役全員名前で呼ばれることはほぼありません。
なので、役名を知るのはパンフレットとかだったりします^^;
オペラ座団員の中で目立つのは「リシャール」かな。今回は煌羽 レオさんが演じますね!
リシャールは、「カルメン」のリハーサルの場面で乱入した「ファントム」と対決するところが見どころです^^ちなみに2011年花組公演で望海風斗さんが演じた役でもあります!
2011年花組公演と同じく、シャンドン伯爵の役替りがありますね!彩凪翔さん、朝美絢さん、どちらのシャンドンも観てみたいです!
アラン・ショレは、オペラ座の新しい支配人(カルロッタの夫)という役で、ファントムの存在を信じていないというちょっと意地悪な役です。印象に残る役なのでやりがいがあると思います!
カルロッタの舞咲りんさんにも期待しています^^クセのあるしつこい歌声でファントムに嫌われてしまう役なんですが、歌がうまくないとこの役は務まりません!楽しみです!
「ファントム」あらすじ
パリの町、クリスティーヌは自分の歌を楽譜にして売っていました。通りがかったシャンドン伯爵はクリスティーヌに歌の才能を感じます。そしてオペラ座で歌うことを勧めます。
パリ・オペラ座には怪人(ファントム)がいる、彼の言うことを聞かなければ不吉なことが起こるとウワサされていました。
ある日、オペラ座の支配人ジェラルド・キャリエールは突然支配人を解任させられてしまいます。気がかりなのは、ファントムのこと。今まではジェラルドがファントムの要求を聞いてオペラ座は平穏を保っていたからです。
しかし新しい支配人アラン・ショレは、早速ファントムの忠告を無視してしまいます。
クリスティーヌはオペラ座へレッスンを受けるために訪れましたが、頼りにしていたオペラ座の支配人ジェラルド・キャリエールはもういません。
しかしオペラ座の一番のパトロン シャンドン伯爵の紹介ということで、クリスティーヌは新しい支配人アラン・ショレの妻 カルロッタの衣装係となります。
歌を口ずさみながら雑用をこなすクリスティーヌの歌声を耳にした「ファントム」は、仮面をつけて彼女の前に現れます。歌の才能を伸ばすために自分がレッスンをすると提案。
ファントムの指導でみるみる歌が上達したクリスティーヌは、オペラ座団員の集まる「ビストロ」で歌を披露して才能を認められます。
カルロッタに「主役をするべき」と言われ、有頂天になるクリスティーヌ。シャンドン伯爵に祝福されて嬉しそうなクリスティーヌのことを遠くから「ファントム」が眺めていました。
主演舞台「タイターニア」の初日、クリスティーヌは嫉妬したカルロッタの罠にはまってしまい喉を潰されてしまいます。
それを知ったファントムはクリスティーヌの報復を始めるのですが、、、。
宝塚版「ファントム」の主要キャストについて
ファントム、クリスティーヌの他に出番が多いのは、前支配人のジェラルド・キャリエール、新しいオペラ座の支配人の妻カルロッタとシャンドン伯爵。
カルロッタは、1、2幕とも名場面が多くて、しかも歌が難しいので歌上手なキャストが選ばれる傾向にあります。
シャンドン伯爵は、クリスティーヌとのデュエットが見どころです!シャンドン伯爵はあまり歌は多くないんですよね。なので注目です^^
前支配人のジェラルド・キャリエールは1幕は少ししか登場しないのですが、2幕から出ずっぱりという役になります。
ジェラルド・キャリエールが二番手さんが演じる役として位置づけてありますね(初演以外)。ヒゲの生えた紳士を二番手さんにやらせるなんて!渋くてかっこいいんですよね^^
では、過去のキャストを振り返ってみましょう!
ファントム歴代キャストまとめ
これまで宝塚でファントムが上演されたのは3回。今回の雪組公演で4回目となります。
【2004年 宙組】
- ファントム:和央ようか
- クリスティーヌ・ダーエ:花總まり
- ジェラルド・キャリエール:樹里咲穂
- フィリップ・ド・シャンドン伯爵:安蘭けい(星組から特別出演)
- カルロッタ:出雲綾
初演のキャストは、後のスターがキャスティングされていて「おおーっ!」と思うところが多いです(笑)
個人的にはシャンドンなら、安蘭けいさんが一番お気に入りです^^
初演のシャンドンのキャスティングは2番手さんが演じています。なんですが、この時は宝塚90周年記念として2番手交換中。安蘭けいさんは星組から特別出演していました。
90周年の特別企画の2番手交換では、花組の瀬奈じゅんさんが月組へ、宙組の水夏希さん、月組の霧矢大夢さんが花組へ、星組の安蘭けいさんが宙組へ期間限定の組替えをしていました。
2番手交換というだけあって、全員が後にトップスターになっています!(当たり前ですね^^;)
初演のジェラルドは、専科から樹里咲穂さんが出演していました。個人的に樹里咲穂さんのジェラルドがマイ・ベストです^^
初演は脇を固めるキャストがすごい!シャンドンがお気に入りで連れていた女性(ソレリ)は彩乃かなみさんが演じていますし、従者として早霧せいなさん、凪七瑠海さんなども出演!
DVDで観るとバックで踊るキャストが気になって仕方ないですよ(笑)
【2006年 花組】
- ファントム:春野寿美礼
- クリスティーヌ・ダーエ:桜乃彩音
- ジェラルド・キャリエール:彩吹真央
- フィリップ・ド・シャンドン伯爵:真飛聖
- カルロッタ:出雲綾
初演を振り返ってみて「2番手が演じるのはシャンドン?!」と思ってましたが、彩吹真央さんが花組2番手としてジェラルド役でした。
彩吹真央さんはこの後に雪組へ組替え。この時シャンドンを演じたのは星組から来たばかりの真飛聖さんでした。
2回連続でカルロッタには出雲綾さん!歌の上手さには定評があることと役柄がぴったりでした!わがままなカルロッタを伸び伸びと演じていて観ていて気持ちが良かったです!
娘役トップとして桜乃彩音さんの大劇場お披露目公演でした。初々しい雰囲気はクリスティーヌにぴったりでした!
春野寿美礼さんのファントムの声の響きの良いことといったら!ファントム役は私の中では春野寿美礼さんが一番のお気に入りです!
【2011年 花組】
出典:http://kageki.hankyu.co.jp/
- ファントム:蘭寿とむ
- クリスティーヌ・ダーエ:蘭乃はな
- ジェラルド・キャリエール:壮一帆
- フィリップ・ド・シャンドン伯爵:愛音羽麗・朝夏まなと(役替り)
- カルロッタ:桜一花
2011年の花組ファントム公演の前に組替えで宙組へ移動した蘭寿とむさん。宙組へ行く当時「らんとむはファントムに出ないの?」と花組のメンバーに寂しがられながらの組替えだったんですよね(笑)
トップとして花組に帰ってきたお披露目が「ファントム」とは、運命でしょうか^^
壮一帆さんのジェラルド、良かったです!この時に初めてジェラルドっていい役なんだーと感じました、遅い^^;
シャンドンは役替りでのキャストとなっていました。朝夏まなとさんの回で私は観たのですが、まだまだ頼りない不安定なシャンドンという印象でした。役替りは大変ですから仕方ないです!
桜一花さんのカルロッタは良かったです^^小柄な彼女だけど歌声はカルロッタそのもの!今までの出雲綾さんとは違った印象でした。
ちなみにこの時に新人公演でカルロッタを演じたのは、現在花組娘役トップの仙名彩世さん!これも観てみたかった!
まとめ
ファントムの主要キャストは、ファントム、クリスティーヌ、ジェラルド・キャリエール、シャンドン伯爵、カルロッタになります。
主要キャストは少なめですが、シーンひとつひとつで出演者が多いので豪華な印象ですよ!歌にセットに小道具に、ミュージカルの醍醐味がたくさん味わえる演目です^^
歴代のファントムのキャストが豪華で驚きますが、この先のスターを見つけるならバレエ団員にも注目すると面白いですよ!