宙組【フライングサパ】あらすじとキャスト!タイトルの意味は?

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宝塚歌劇 宙組「FLYING SAPA-フライング サパ-」のあらすじとキャストを簡単にまとめました。

聞き慣れない言葉「SAPA(サパ)」という言葉を使ったタイトルの意味も気になります。

謎の多いSF要素たっぷりの宝塚作品「フライングサパ」をまとめました。

 

目次

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宙組「FLYING SAPA-フライング サパ-」あらすじ

宙組公演「フライング サパ」のストーリーを簡単にまとめました。

ネタバレが含まれている可能性もあるので、ご注意くださいm(_ _)m

 

『FLYING SAPA-フライング サパ-』あらすじ

未来のいつか、地球から水星(ここでは「ポルンカ」と呼ぶ)に移住した人間は、「ヘソノオ」と呼ばれるブレスレット型の生命維持装置をつけて生活をしていた。

「ヘソノオ」がなければ、水星の環境では生きていくことができない。

「ヘソノオ」は人間の思考を読み取ることができる「ミンナ」というシステムが組み込まれていた。

ポルンカでは「ヘソノオ」と「ミンナ」によって、危険思想をもつ人物を即座に認識することができる「人間管理」が行われていた。

危険思想を持つ犯罪者予備軍は「更生」するために記憶を消される運命であった。

「ポルンカ」に生きる人間は言語や生活レベルなどすべてが同じ。

「ヘソノオ」システムを作った「総統01」は、ポルンカに住む人間にとって生きる術をくれた偉大な人物。

「ヘソノオ」から送られる情報を管理、争いもなく、ポルンカでは平和な生活が保証されていた。

 

ポルンカには、誰も近づくことができない「サパ」と呼ばれるクレーターがあり、犯罪者や訳ありで行くあてのない人間のたまり場となっていた。

「サパ」周辺は、電磁波で覆われていることで「ヘソノオ」が機能しない。

「サパ」に唯一あるホテルでは、ポルンカで禁止されている地球の歌、映画、文化などを自由に楽しむことができる無法地帯。

ホテルを利用する人間がサパへ来た理由は様々。

車椅子に乗った我が子とその母親は「サパのおへそへ行って『足が治るように』と願いを叶えてもらう」と。

総統01の後継者ミレナと偶然にもサパへ訪れた記憶喪失の青年オバクは、自分の過去へとつながることも知らずに「サパの奥地(おへそ)」へと向かうことになる。。。

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フライングサパの登場人物とキャスト

オバク:真風涼帆

記憶を失って4年目のポルンカの兵士。

危険思考を持つ人物の行動を未然に防ぎ、更生させる仕事をしている。

クールで物静かな性格で、自分の過去や他人について全く興味がない人物。

 

ミレナ:星風まどか

「ヘソノオ」を壊して自殺しようとしているところをオバクに見つかってしまう。

「サパ」へ無理やりオバクとタルコフに同行させる。

サパのホテルでは、過去を消されたかもしれないことが判明する。

「サパのおへそ」へ向かい、記憶を取り戻そうとする。

 

ノア:芹香斗亜

サパで生活をする精神科医。

実はポルンカを統治する総統に対抗するレジスタンス。

誠実で優しい性格。

 

イエレナ:夢白あや

ノアと同行するレジスタンスのひとり。

実はオバクの元恋人。

 

総統01:汝鳥伶

10年以上姿を見せていない「ポルンカ」を治める科学者。

後継者に自分の娘ミレナを選び、次の夜明けにお披露目すると発表する。

 

「フライングサパ」タイトルの意味

「サパ」とは、この世界でいう「クレーター」のこと。

サパ」は造語、水星(ポルンカ)の中の架空の地域のことを指すみたいですね。

 

「サパ」は劇中では、未知なる領域で電磁波が飛び交い「ヘソノオ」が機能しない場所となっていました。

電波障害のため「サパ」の中で生活をする人間は「ミンナ」に情報が届かない。

自由な思考でいられることで、ポルンカの兵士に捕まることなく「サパ」で生活ができています。

 

「FLYING」とは、「飛ぶ」の進行形ですね。

直訳すると「飛び立つクレーター」という意味になるのかな。

「旅に出る」という意味でもつながりそうです。

 

「フライングサパ」をラストまで観ると「なるほどね!」となるタイトルなんですが、ネタバレになるのでここまでにしておきます。

 

宙組「フライングサパ」基本情報

宝塚歌劇 宙組公演

タイトル:FLYING SAPA-フライング サパ-

  • 作・演出:上田久美子
  • 音楽:三宅純

>>【演出家】上田久美子の経歴や入団のきっかけ!人気作や評判は?

 

【公演日程】

  • 場所:梅田芸術劇場メインホール
  • 期間:2020年8月1日(土)~2020年8月11日(火)

 

  • 場所:日生劇場
  • 期間:2020年9月6日(日)~2020年9月15日(火)

 

「フライングサパ」まとめ

宙組公演「フライングサパ」は、今ではない未来の「水星(ポルンカ)」のお話。

「サパ」とは、物語上の造語で水星にある「クレーター」のこと、その場所の名前のようでした。

「フライングサパ」を観劇してみて、タイトルの意味として「飛び立つクレーター」、「サパから旅立つ」、という意味にも受け取れるかなと思いました。

サパに暮らす、ポルンカを逃れて生きる人間たちの姿は、悲しい過去を背負いながらも自由な心がありました。

記憶喪失のオバクの記憶の謎が解かれるとき、登場人物すべての過去や人間模様が見えてきて面白いストーリーでした!

個人的にはとてもお気に入りの作品となりました^^

SF好きな方にもオススメです!

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