星組【モアーダンディズム】タイトルの意味は?歴代ダンディズムシリーズまとめ

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2021年 宝塚歌劇 星組「モアー・ダンディズム」

演出家 岡田敬二先生の「ダンディズムシリーズ」の第3作目となります。

1995年初演「ダンディズム!」は花組で真矢ミキさんがトップスターをされていたときのレビューでした。

名場面の数々と、男役のダンディな姿、人気シリーズということでまた帰ってきてくれて嬉しいです!

「モアー・ダンディズム」の前身である歴代のダンディズムシリーズもまとめたりしてみました^^

 

目次

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星組「モアーダンディズム」ショーのタイトルの意味

ダンディズムとは

・男のおしゃれ、おしゃれをする精神

・19世紀に流行ったイギリスの青年紳士の気風

・一般的に、知識、教養など洗練を求めた気取り

 

という感じの意味なんだそうです。

ちなみに、

ダンディ=モテるおじさん

という意味合いで使うのは日本だけ

イギリス男性に「ダンディ」という言葉はNGなんだそうですよ。

 

宝塚歌劇における「ダンディズム」とは

作・演出の岡田敬二先生いわく

  • 男役に求める理想の姿のこと
  • 男役の凛々しさ、格好良さ、その中に含まれる儚さ
  • 本物の男性を超越した理想の男性像をどこまで演じられるか
  • 男役10年、その年月の中に生まれる宝塚にしかない美しい男性像

 

「モアー」とは「MORE」のことだと思うんですが、カタカナ表記しかないので定かじゃないです。

ですが「モアーダンディズム」の意味は

「これまでより宝塚の男役としての美しい男性像」

という意味になるんじゃないかなと個人的には捉えています。

 

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宝塚レビュー「ダンディズム」歴代シリーズまとめ

2021年星組「モアーダンディズム」は、岡田敬二先生演出のレビュー「ダンディズムシリーズ」としては第3作目!

厳密にいうと岡田敬二先生の「ロマンチックレビュー」シリーズの中の「ダンディズムシリーズ」という括りになるかと思います。

ちょっとややこしいですが、簡単に覚えておくなら岡田敬二先生が演出するレビューのシリーズのひとつです。

岡田敬二先生のレビュー作品は一貫してテーマがはっきりしているところが好きです^^

 

歴代「ダンディズム」シリーズ

第1作目

  • 1995年 花組「ダンディズム!」
  • トップスター:真矢ミキ・純名里沙
  • 大劇場公演

最初のダンディズムシリーズのタイトルはシンプルに「ダンディズム」ですw

トップスターコンビの他には、愛華みれさん、紫吹淳さん、匠ひびきさん、初風緑さんなど豪華な花組スターたちがダンディを見せつけました!

このときの花組下級生には、春野寿美礼さん、朝海ひかるさん、瀬奈じゅんさん、大鳥れいさん、渚あきさん、霧矢大夢さん、舞風りらさん、など未来のスターたちが勢揃いしておりました!

この当時の花組の未来のスターの原石の多さたるや、恐るべしです^^;

 

 

第2作目

  • 2006年星組「ネオ・ダンディズム!-男の美学-」
  • トップスター:湖月わたる・白羽ゆり
  • 大劇場公演

2作品目からサブタイトルに「男の美学」と付きました。

この作品で星組トップスター 湖月わたるさんが退団、娘役トップスター白羽ゆりさんは雪組へと組み替えとなりました。

二番手には安蘭けいさんというまた豪華な布陣!

さらに当時の星組出演者には、

立樹遥さん、涼紫央さん、琴まりえさん、柚希礼音さん、和涼華さん、麻尋しゅんさん、紅ゆずるさん、陽月華さん、蒼乃夕妃さん

などがいました!

 

 

第3作目

  • 2007年 星組「ネオ・ダンディズムⅡ」
  • トップスター:安蘭けい・遠野あすか
  • 博多座公演

「ネオ・ダンディズム」が「Ⅱ」として割とすぐに帰ってきました!

星組二番手だった安蘭けいさんと専科から異動となった遠野あすかさんの博多座での公演でした。

とうこさん、アスカちゃんコンビは「ヘイズ・コード」以来でしたが息ピッタリで相性もとても良いいお二人のショーはいつ見ても最高です^^

 

第3作目のリメイク

  • 2008年 星組「ネオ・ダンディズムⅢ」
  • トップスター:安蘭けい・遠野あすか
  • 全国ツアー

「ネオ・ダンディズム」が「Ⅲ」になって登場!

「ベルサイユのばら 外伝」の全国ツアーで披露されました。

前半「ベルサイユのばら 外伝」で安蘭けいさんが演じていたベルナルド役も十分ダンディだったんですが、さらにダンディになってショーで舞う安蘭けいさんにやられっぱなしの公演でした。

今思い出すだけでも「もう一回みたい」と思ってしまうくらいステキなショーでした^^

 

 

第4作目

  • 2021年 星組「モアー・ダンディズム」
  • トップスター:礼真琴・舞空瞳
  • 大劇場公演

「ネオ・ダンディズムⅢ」から13年ぶりの「ダンディズムシリーズ」となります!

13年ぶりと聞いてちょっと気が遠くなりそうですた^^;←ミスタイプするほどにw

時が経つのって、ホントウニハヤイデスネ。。。

令和の時代の男の美学をどんなふうにステージで観られるのか、礼真琴さんのダンディな姿楽しみです^^

そして岡田敬二先生は娘役も美しく演出してくださるところが本当に大好きです^^

宝塚でしか見られないエレガントなショーを見られる幸せを今から感じております!

 

まとめ

星組公演「モアー・ダンディズム」についていろいろとまとめてみました。

岡田敬二先生のレビューをまた見ることができる嬉しさが溢れて止まりません!

小池修一郎先生も上田久美子先生も岡田先生のお話をよくされているので、宝塚の演出家が学ぶところがたくさんあるんだろうなと感じています。

好みは分かれるのかな?と思うこともありますがレトロな雰囲気を時々感じるところも岡田敬二先生のレビューの味だと思います。

宝塚のレビューの原点、テーマやベース(土台)がしっかりとしているからこそ、そこから華やかで美しいショーが花開いていくんだと思います!

あまり期待してはいけないなと思うんですが、とにかく楽しみで仕方ないです^^

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