宝塚歌劇 星組「めぐり会いは再び next generation -真夜中の依頼人-」
1作目の2011年初演「めぐり会いは再び」、2作目の2012年「めぐり会いは再び2nd」、そしてこの作品でシリーズ3作目!
2022年版の「めぐり会いは再び」は、2作目で礼真琴さんが演じたルーチェが主人公のお話。
「めぐり会いは再び next generation」のあらすじやキャスト、過去の1作目、2作目のストーリーもまとめました。
目次
星組「めぐり会いは再び 」2022年版の あらすじは?
「めぐり会いは再び」シリーズの3作目の主人公は、1・2作目で当時のトップ娘役 夢咲ねねさんが演じたシルヴィアの弟 ルーチェ!
そのルーチェを演じていたのが礼真琴さんでした!
役柄をそのままに「めぐり会いは再び」の第3弾でも同じ役を演じることになるんですね。
結婚が決まった姉を心配する弟ルーチェ、「めぐり会いは再び2」では、ちょっとインテリ感漂う口うるさい青年という印象でしたが、あれからどんな青年になったのか気になります^^
そんなルーチェを中心とした物語「めぐり会いは再び」第3弾は「ミステリー仕立てのラブコメディ」とのこと、楽しみです^^
「めぐり会いは再び next generation -真夜中の依頼人-」あらすじ※宝塚歌劇HPより抜粋
出典:公式ホームページより
とある国 ヴェスペール、その王都マルクトに住むオルゴン伯爵の次男 ルーチェ・ド・オルゴン(礼真琴)。
大学を出たものの、友人のレグルス(瀬央ゆりあ)が立ち上げた探偵事務所の手伝いをして気ままな日々を送っていました。
定職にも就かず、安定しない生活にガールフレンドのアンジェリーク(舞空瞳)との関係もうまくいきません。
一方のアンジェリークは、親から縁談の話をされたとルーチェに相談します。ですが、煮え切らないルーチェの態度からケンカをしてしまう始末^^;
そんなある日、レグルスの探偵事務所にやってきた人物が、近日行われる王女の花婿探しに必要な【一角獣の聖杯】が「大怪盗ダアト」に狙らわれていることから、とある依頼をしにやってきました。
それは、ルーチェに王女の「花婿さがし」の潜入捜査をしてほしいという依頼でした。
報酬に目がくらんだレグルスは、ルーチェになんとか「花婿探し」の参加を承諾させます。
ルーチェはしぶしぶ「王女の花婿選び」にエントリーをすることになるのですが、、、。
王都マルクトの平和が掛かる(かもしれない)この依頼、ルーチェは無事にこの難題を解決できるのか?!
そしてこの依頼は、ルーチェとアンジェリークの恋の行方にも大きく関わっていました。。。
星組「めぐり会いは再び next generation」キャスト
「めぐり会いは再び next generation」登場人物
- ルーチェ:礼真琴
- アンジェリーク:舞空瞳
- レグルス(ルーチェの親友):瀬央ゆりあ
- セシル(劇作家):天華えま
- ダアト(王都マルクトの大怪盗):??
【前作から再登場するキャラクター】
- オルゴン家の執事 ユリウス:天寿光希
この作品で退団が発表された天寿光希さん、再びユリウス役として登場しますね!!
初演当時、星組の組長だった英真なおきさんがルーチェの父親であるオルゴン伯爵を演じていましたが、キャストの中にはいませんでした、ちょっと残念です^^;
ドラント側の登場人物は今回の話では登場しなさそうかな。
というか主要キャストのほとんどが組み替えや退団して星組にいない状態です。
これは10年ぶりの再演なので仕方ないですね^^;
星組「めぐり会いは再び」原作はどんな話?初演、2作目の ストーリーは?
「めぐり会いは再び」は原作があるお話。
元のお話はフランスの作家マリヴォーの「愛と偶然の戯れ」という作品。
結婚が決まっている男女が、初顔合わせの席でお互いに召使いと入れ替わり相手がどんな人なのか見てみよう、というストーリー。
入れ替わってもお互いに惹かれ合い、お互いが本当の姿を明かさないまま召使いという身分である人を好きになってしまった葛藤を描いています。
「身分」や「家柄」は必要なのか、「本当の愛」とは?と考えさせられる作品です。
この作品を元に、宝塚版「めぐり会いは再び」が作られました。
原作と違うところは、婚約者候補5人から女性が結婚相手を選ぶという内容というところ。
「めぐり会いは再び」あらすじ
シルヴィア(夢咲ねね)は、5人いる求婚者から結婚相手を選ぶことを父であるオルゴン伯爵に言いつけられます。
そんな選び方に納得できないシルヴィアは、召使いのリゼット(白華れみ)と入れ替わって求婚者がどんな人なのか見極めたいと提案します。
召使いリゼットに変装して求婚者たちと会うシルヴィア、その中で心惹かれたのはドラント(柚希礼音)という男の召使いプルギニョン(紅ゆずる)でした。
プルギニョンもまた、リゼットと入れ替わったシルヴィアが気になっていました。
実は、ドラントもシルヴィアと同じように召使いプルギニョンに変装して婚約者となる相手を見定めていました。
ドラントとシルヴィアはお互いに召使いに変装、そして主人に変装したプルギニョンとリゼットも心惹かれ合うようになり、、、。
「めぐり会いは再び 2rd Star Bride」あらすじ
相思相愛となったドラントとシルヴィアは婚約し、結婚が決まります。
結婚式の前夜、ささいなことでケンカをした二人は険悪な雰囲気のまま。
翌日に結婚式を控えているというタイミングでシルヴィアの婚約者と名乗る人物クラウス(十輝いりす)が現れます。
クラウスは本当にシルヴィアの婚約者なの?
ドラントとシルヴィアは、お互いに信じ合う気持ちを取り戻すことができるのか??
結婚式は無事に挙げられるの?!
星組「めぐり会いは再び」1・2 キャストが豪華すぎ!
「めぐり会いは再び」1・2ともキャストが豪華!
当時は下級生の未来のスターたち、10年前はこんな役をやっていたんだ!とキャストを見るだけでも面白いです^^
「めぐり会いは再び」キャスト抜粋
- ドラント:柚希礼音
- シルヴィア:夢咲ねね
- プルギニョン:紅ゆずる
- マリオ:涼紫央
- リュシドール:夢乃聖夏
- アジス:美弥るりか
- エルモクラート:真風涼帆
- アルビレオ:妃咲せあら
- コリーヌ:稀鳥まりや
- リゼット:白華れみ
- コレット:早乙女わかば
- ケテル:芹香斗亜
「めぐり会いは再び2nd」キャスト抜粋
- クラウス:十輝いりす
- ルーチェ:礼真琴
「めぐり会いは再び2」で新登場したのがこの二人。
「1」から引き継いで同じキャストががいる中で、組替えや退団で「2」には登場しないキャラもいました。
【組替え】
- 雪組へ:リュシドール役 夢乃聖夏
- 月組へ:アジス役 美弥るりか
- 花組へ:ケテル役 芹香斗亜
【退団】
- マリオ役 涼紫央
- アルビレオ役 妃咲せあら
- リゼット役 白華れみ
- コリーヌ役 稀鳥まりや
まとめ
星組「めぐり会いは再び next generation -真夜中の依頼人-」のあらすじやキャストをまとめてみました。
10年ぶりに上演する「めぐり会いは再び」シリーズ、3作目となって主人公が変わっても作品の魅力は変わらないように思いました^^
演出の小柳奈穂子先生の大劇場デビュー作なんだと知ってまた驚きました!
3作も続く人気作品となるなんて、10年前は思いもしなかったと思います!
素敵な作品を宝塚に残してくださること、本当に嬉しく思います^^
「めぐり会いは再び」のあの世界観が10年経ってどうなっているのか今からとっても楽しみです!