宝塚歌劇 星組公演ショー「エクレール ブリアン」を宝塚大劇場で観てきました!
1本目のミュージカル「ゴッドオブスターズ」に続いてサヨナラ公演としてとても素敵なショーでした!
「エクレール ブリアン」を観た感想をまとめました。
目次
星組ショー「エクレール ブリアン」の観劇レポート!
『スペースレビュー・ファンタジア』と題されたショー「エクレールブリアン」は、紅ゆずるさんの魅力満載のショーでした!
「エクレールブリアン」=「華麗なる煌めき」というタイトルから脱線することがないキラキラと眩しいショーでした!
全体の感想
内容も「サヨナラ公演」を意識せず寂しくならない内容ですごく良かったです!
スタンダードなショーなんですがそこが良い!!紅ゆずるさんの良さが存分に出ていました!
終始「ダンスと歌」で構成、どの場面も振り付け、衣装、演出がとても素晴らしかったです。
個人的には「照明」がとても良かったです^^場面ごとの色、出演者のメリハリが出た照明使いでショーの良さが引き立っていたように感じました!
デュエットダンスも明るい曲調なので、逆に寂しくなるという不思議な現象が(/_;)
>>星組「ゴッドオブスターズ」感想とネタバレ!紅ゆずる 退団公演として最高の舞台!
>>紅ゆずる「東京宝塚千秋楽ラストデイ」感想!トップスター退団で初めての出来事!
場面
今回のショーは一場面ごとが長い印象でした。
プロローグ、パリの風景、ラテン(ここが一番長い)、ニューヨーク、フィナーレ、という感じで場面が少なくまとまりが良かったです。
中詰の直後、ラテンの「ボレロ」の場面はかなり真剣に観てしまいました!有名な曲ですが、途中まではほぼ無音でした。
手拍子と足拍子のみリズムを刻んでいたところ、「ボレロ」の曲がスタートして「ああ!この曲!」ってなりました(笑)
この場面の前は中詰でラテンナンバーで明るくポップな感じだったので、場面のメリハリがすごく出ていました。
男役も娘役も緑を基調とした衣装で登場、ずっと登場と退場の繰り返しでしたが構成が面白かったです!
中央の階段を使って最後に紅ゆずるさんと綺咲愛里さんの絡みまで、長い場面でしたが集中力が切れることがなかったです。
男女とも一糸乱れぬダンスは、フィナーレ前の燕尾での群舞でも観ることができます。この公演にかける「星組生」の本気を観た気分でした!
>>ライブ配信【U-NEXT】がおすすめ!メリットやポイントでお得な利用方法あり!
演出について
個人的に「照明」が良かったと思いました!
2つ目の場面(礼真琴さんが風の妖精になって登場)の冒頭、ストップモーションのように止まったままの出演者と柔らかい光の具合は、美しい風景がを見ているようでした。
ショーの中盤、銀橋で「マシュ・ケ・ナダ」を歌う瀬央ゆりあさんに続く娘役5人との対照的な光の加減がとても素敵な場面だったと思いました。
楽曲
スタンダードなジャズナンバーが多かったです。
- 「♪マシュ・ケ・ナダ」
- 「♪ボレロ」
- 「♪フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」
など、タイトルが思い出せないけど聴いたことのある曲が多かったことで場面と共に音楽も楽しめました。
フランク・シナトラの楽曲も良かったです^^
中盤で綺咲愛里さんのいつもより低音で歌う声が素敵でした!
※今回のショーで使われている曲!>>星組「エクレールブリアン」曲タイトルまとめ!ジャズやシャンソンの名曲!
ラインダンス
ラインダンスも良かったです!客席まで元気になれるようなイキイキとしたダンスでした!
そういえば、ラインダンスが始まるとオペラグラスで生徒さんを観察する人が目立っていました。
「あれ?もしかして」と思ったら、そうでした!
今回の舞台で星組に配属された105期生が初登場!
松岡修造さんの娘「稀惺かずと」さんがラインダンスに出演していました。
ですが、どこにいたのかは私はわかりませんでした^^;
>>稀惺かずとの名前の由来や本名は?父 松岡修造と性格は似てる?
フィナーレの黒燕尾の男役群舞が最高でした!
フィナーレの燕尾での男役群舞で使われた「三味線」の曲には最初は驚きました。
上妻宏光さんの録音演奏の「風林火山~月冴ゆ夜~」という楽曲、紅ゆずるさんにとても似合う曲調だと思いました。
最初は曲が浮いているように感じたんですが、たっぷり長く楽曲を使ったことで最終的に馴染んでいたと感じました。
後半の燕尾の群舞の盛り上がりは鳥肌が立ちました!!最高に素敵な群舞でした!!
デュエットダンス
デュエットダンスは、明るい曲調でした。よく聴いてみたら楽曲はショー「エクレールブリアン」のテーマ曲でした。
二人とも笑顔で楽しく踊っているところを見てじんわりと涙でした(/_;)
エトワール
次期娘役トップスター 舞空瞳さん。今回のショーでも多くの場面で登場しました。
礼真琴さんとお似合いなように思えました。
ショーの中でも次期トップ礼真琴・舞空瞳コンビをさり気なくアピールしていましたが、嫌味のない演出で自然と拍手してしまっていました^^
紅ゆずるさんが卒業しても星組は安泰だなと思えたところ、演出の酒井澄夫先生の技が光っていたように思いました!
>>星組『ロックオペラモーツアルト』感想!礼真琴プレお披露目の評判は?
まとめ
星組ショー「エクレールブリアン」の観劇レポートと感想をまとめました。
サヨナラ公演なのに、「寂しさを感じない」ところが個人的に嬉しかったです。
星組トップコンビ紅ゆずるさんと綺咲愛里さんの宝塚舞台人としての集大成をしっかり観ることができる最高のレビューでした!
こんなに鳥肌が立ったショーは久しぶりでした!もう一回観たいですが、チケット入手困難^^;ライブビューイングでまた観たいと思います。