宝塚歌劇 雪組「夢介千両みやげ」の宝塚大劇場 千秋楽公演をライブ配信で観劇しました!
原作は「遠山の金さん」などを書いている山手樹一郎さんの作品。
雪組トップスター彩風咲奈さんが演じる夢介のおおらかで優しい雰囲気がとっても良かったです^^
雪組「夢介千両みやげ」を観劇した感想をまとめました。
目次
宝塚歌劇 雪組「夢介千両みやげ」感想!宝塚千秋楽の観劇レポート
- 観劇日:2022年4月18日(月)
- 劇場:宝塚大劇場
- 脚本・演出:石田昌也
- 原作:山手樹一郎
雪組「夢介千両みやげ」感想
全体的に雰囲気が明るくて、どんな世代の人が見ても楽しめるお話だったんじゃないかと思いました。
江戸を舞台にした時代物のお話ですが、難しいことを考えなくても大丈夫でした^^
個性豊かな登場人物たちの悩みを聞いたり、心意気を見せて信頼を得たりと夢介かっこよすぎでした!
彩風咲奈さん演じる田舎から出てきたボンボン「夢介」が、親からもらった千両で「道楽修行」をするというお話なんですが、とにかく夢介の人柄の良さがポイントなんだなと何度も思いました。
夢介の器の大きさが、ヤクザでも芸者でも手品師でも心が動いて良い方向に進んでいくところが見ていて気持ちが良かったです^^
朝月希和さん演じるお銀もスリを止めていい人になろうと努力するほどの魅力、観続けていくと「なるほど!そりゃ夢介モテるわ」と思ってしまう展開ばかり!
夢介に関わっていく人全てが「いい人」になってしまうくらい夢介の芯のある言葉や行動が周りにいい影響を与えていっていました^^
気になったところ
ストーリーは原作に沿った内容もありましたが、冒頭から話の展開が早すぎてついていけなくなりそうでした^^;
お銀が夢介に惚れてしまうあの「鉛入の巾着」を川に投げる場面、もうちょっと丁寧にやったら良かったのに、と残念な気持ちになりました。
この「鉛事件」の後すぐにお銀が夢介を好きになるんですが、その場面が来ても「唐突すぎる!」と思わずにはいられないくらい不自然に思えてしまいました^^;
夢介とお銀の仲が深まっていく場面がないので、本当に夢介はお銀が好きなのか?なんでお銀を嫁にすると言ったんだろうか、とか気になって仕方なかったです^^:
宝塚版「夢介千両みやげ」のみに登場する「遊び人の金さん」の存在がわからな過ぎる!
せっかく遊び人の金さんの役を縣千さんが演じているのに、「あの人なにやってるの?」と最後までただただフシギな存在でしかなかったです。
ラストに本来の姿に戻って罪人たちを裁いてくれましたが、あの金さんだとすぐには気づけず(私だけ??)
「あれ、そうだよね?!あれあの人だよね?」と、あのフラフラしてたあの人がお役人さんだったなんて!ギャップがすごすぎ!とかそんな感想を持つことができませんでした^^;
まとめ
宝塚 雪組「夢介千両みやげ」の観劇レポートをまとめました。
江戸を舞台に、田舎ものの夢介が「道楽修行」をするお話、もっと夢介の良さが伝わる内容だったら良かったと思いました。