宝塚歌劇 雪組【夢介千両みやげ】あらすじ・キャスト!原作はどんな話?

雪組 夢介千両みやげ
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雪組

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宝塚歌劇 雪組「夢介千両みやげ」

原作を書いているのは、「桃太郎侍」「遠山の金さん」など時代物で庶民のヒーローが活躍するお話が有名な山手樹一郎さん。

日本物の雪組らしく、江戸を舞台にした「夢介千両みやげ」で彩風咲奈さん、朝月希和さんトップコンビの掛け合いが今から楽しみです^^

雪組公演「夢介千両みやげ」の原作やあらすじについてまとめました。

 

目次

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雪組「夢介千両みやげ」原作あらすじ

 大江戸スクランブル
『夢介千両みやげ』

  • 作・演出:石田昌也
  • 原作:山手樹一郎

 

「夢介千両みやげ」原作のあらすじをまとめました。

「夢介千両みやげ」原作あらすじ

雪組 夢介ポスター
出典:公式ホームページより

田舎百姓の息子 夢介(彩風咲奈)は、江戸へ向かう途中にスラリとスタイルのいい美人に声をかけられます。

お互い旅の間柄、夢介は父親の言いつけで「道楽修行」へ江戸に行くという目的での旅路の途中。

美人の彼女はお銀(朝月希和)と名乗り「誰かが自分の跡をついてきて怖い」、と夢介と同じ宿に泊めてほしいと言ってきました。

優しい夢介はそれを承諾、お銀は「しめしめ」と内心ほくそ笑んでいました。

〈見たところ23.4歳くらいと若い男ののんきな雰囲気、田舎臭い出で立ち、そして一番に目を付けたのは重そうな懐、、、〉

お銀はこんな風に夢介を品定めして、声をかけたのでした。

実はスリを生業にしているお銀、夢介はお銀の今夜の獲物となります。

かくして同じ宿に泊った夢介とお銀でしたが、

夢介は布団に入るなり大きないびきをかき始めたので、お銀は目的のお金入の包を持って部屋を出ていきました。

首尾よくいったはずでしたが、お銀の怪しい素振りをお侍の斎藤新太郎という男が見ていました。

それとなく声をかけお銀と会話をしている間に夢介が新太郎の弟子に連れられて現れます。

新太郎は夢介にお銀の盗んだお金を差し出しましたが、盗んだことに腹を立てるどころかまったく気にしていない様子。

夢介はお銀の行いを「姉さんには面白い芝居を見せてもらった」、と笑っています。

そして100両はあるお金の包を前に「お銀が手に入れたものだから祝儀にする」とお金を受け取りません。

そんなお銀は盗んだお金の包を残して、夢介と新太郎のスキを見て逃げてしまいました。

実はお銀が返したお金の包は「鉛のかたまり」で、ニセもの。

狙った通りにお金をちょうだいしたお銀でしたが、夢介の態度が引っかかります。

お金に興味がない様子だし、自分の美貌にもなびかない夢介、、、気になって仕方ありません。

もう一度だけ夢介と顔をあわせることにしたお銀、

さっきのお金の包の行方を夢介に聞くと「鉛とお金の重さが違う」と中身も見ずに川に捨てたと言います!

お金がニセものとわかっていたことに驚いたお銀は、さらに夢介のことが気になってきます。

 

間抜けのように見えて鋭い感性の持ち主である夢介に惚れてしまったお銀、江戸での道楽修行の付き添いにと押しかけ女房のごとく世話を焼くようになります。

江戸に一軒家を構えて住むようになっても、夢介はいっこうにお銀に手を出してきません。

それどころか夢介はやたら女性にモテるのでお銀は気が気でない毎日。。。

いい女でいようと振る舞うお銀の健気な姿を知ってか知らずかわからない態度でしたが、夢介の心のうちは「故郷に帰るときは女房にする」と決めていました。

お銀は無事に夢介と夫婦になれるのか、そして夢介の道楽修行の行方は?

 

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宝塚歌劇 雪組「夢介千両みやげ」キャスト!主な登場人物

「夢介千両みやげ」の主なキャストをまとめました。

◆夢介:彩風咲奈

百姓の息子で、親に百両を持たされ江戸で道楽修行をするように言いつけられます。

江戸に向かう道中でスリのお銀にお金を盗まれますが、まったく気にせずにその後は同棲するという変わった性格。

美味しい江戸料理を食べたりと道楽修行をするのですが、お人好しが幸いして騒動に巻き込まれてばかり^^;

なぜか女性によくモテます。

田舎者という言葉がぴったりな風貌ですが、力持ちで腕は立つというギャップが女性にはたまらないのかもw

 

◆お銀:朝月希和

美人を武器にスリや詐欺まがいのことをして生計を立ててましたが、

江戸へ向かう夢介のお金を盗んだことがきっかけで、夢介と同行することに。

自分の美貌にもなびかない夢介を振り向かせようとするうちに、自分のほうが夢介に夢中になってしまいます。

まっとうな生活をしようとスリをやめ、夢介の妻になろうと江戸で奮闘する実は健気な女性です。

喧嘩っ早い性格で、暴れた後には「夢介に嫌われたらどうしよう」と気弱になってしまうところもあるかわいい姿も^^

 

◆伊勢屋総太郎:朝美絢

飛脚屋の若旦那。

女性にモテモテの遊び人ですが、いつも夢介が邪魔に入ってしまい恋が成就しません^^;

「水戸黄門」とか見ていると「遊び人」には2パターンあるように思うんですが、、、

実は強いとかいうギャップのあるいい人なのか、悪い人に騙される腑抜けのドラ息子なのか、、

朝美絢さんはどっちが似合うのか、物語的には「若旦那」という役柄はどっちに転ぶのか気になります!

 

◆斎藤新太郎諏訪さき

江戸で出会うお侍さん。

武者修行で諸国を回っている剣術家として夢介の前に現れます。

お銀のスリ行為を見つけ、夢介に教えてくれるなんて正義感溢れる人物なんでしょうか??

 

◆金の字:縣千

遊び人の金さん。

斎藤新太郎と、その弟 新次郎の剣術修行に帯同している人物。

原作にはいない宝塚版オリジナルキャラクターです。

「遊び人の金さん」って、、、時代劇でお馴染みの「遠山の金さん」のことでしょうか?!かなり気になる存在です!

 

◆三太:和希そら

浮浪児、スリを生業とする青年。

お銀とは、火事で家を失くした人たちが住む「お救い小屋」で育った仲間。

宙組から組替えをしたばかりの和希そらさんが少年役とはちょっと意外なキャスティングかなと思いました。

 

その他、夢介に惚れてしまう芸者さんたちや、田舎から様子を見に来た夢介のじいや、お銀の愚痴を聞いてくれるばあや、お銀の昔なじみの仙助など。

個性豊かなキャラクターが夢介とお銀の前にあらわれ、人の良い夢介を巻き込んで騒動を起こしていきますw

悪者がいるようでいて、夢介がそれをかき消すような冴えた解決をしてくれるスカッとするお話が多いところがいいんですよね^^

おすすめ

雪組トップスター 彩風咲奈さんと同期生です^^
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まとめ

雪組公演「夢介千両みやげ」の原作あらすじや登場人物をまとめてみました。

とってもユーモアのある作品で、夢介がモテる理由がわかるわ~と思ってしまいましたw

夢介は美男とは程遠いのに美人にモテてしまうところは、ちょっと寅さんに似ているのかな??と感じました^^

江戸時代に生きる強い女性としてのお銀の魅力もたまりません!

「桃太郎侍」や「遠山の金さん」の悪徳代官をバッサバッサと切り倒すみたいな内容ではないので、とにかく楽しい作品ですw

夢介のとぼけた雰囲気、彩風咲奈さんが演じる姿がまだ全然想像がつきません!

お銀のチャキチャキした性格と着物姿はきっと朝月希和さんに良く似合うと思います!!

宝塚ではどんな舞台になるのか楽しみです^^

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