宝塚雪組ワンアメ観劇レポと感想!フィナーレや演出の見どころまとめ

観劇レポート

宝塚歌劇 雪組「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」宝塚大劇場で観てきました!

同名タイトルの映画を舞台化した作品は、大人の男たちの友情と恋は宝塚の舞台にぴったりでした^^

2020年最初の宝塚で上演「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の感想をまとめました。

 

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雪組「ワンスアポンアタイムインアメリカ」の観劇レポートと感想!

2020年の1月1日に初日を迎えた雪組「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」、私が観劇したのは1月の中旬でした。

この日は客席に専科の轟悠さんがいらっしゃいました!

以前も一度、同じ公演を観劇しました。

今まで同じ空間で一緒に観劇した方で、忘れられなかったタカラジェンヌの一人!

轟悠さんの「オーラがすごかったという印象」は前回と変わらなかったです^^

>>宝塚歌劇公演が新型コロナウイルスで中止や延期はある?振替公演については?

少しネタバレも含んでいるかもしれないので、観劇がまだのかたはご注意をm(_ _)m

物語は、ユダヤ出身の少年たちが「禁酒法」や労働などで差別を受けながらアメリカで生き抜く姿を描いています。

宝塚版「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」は、映画よりわかりやすい内容だったかもと思いました。

宝塚らしく、ギャングたちもスーツの着こなしがカッコよくてとてもエレガントに見えましたよ。

泥臭い感じはあまり感じなかったので、ラストは寂しかったですがスッキリ観れた感じです。

 

まず最初から男役のスーツ祭りからスタート!(「スーツ祭り」とはスーツの割合が多い劇やショーでよく私が使う造語です^^;)

物語が始まってすぐの男役群舞の中には、このあとにキャロルとして登場する朝美絢さんの姿も。

お顔が小さくてちょっとお化粧した顔も白いので、割と目立っていました。

でも、群舞での振る舞いはギャングそのもの!女性役としてではない朝美絢さんも堪能できて最初から嬉しくなりました^^

 

幼馴染みのファット・モー(壮年期 奏乃はると)と25年ぶりに再会した望海風斗さん演じるヌードルスの落ち着いた雰囲気は観ていてシビレました!

この後、少年時代のヌードルスたちが登場しますがファット・モー以外は子供時代も同じキャストなのが面白いところ。

ヌードルスとその仲間、そしてヌードルスの初恋の相手でヒロインのデボラ(真彩希帆)の子供の頃の無邪気さの後から迫る大人になってほの暗く寂しさが漂うのをじわじわと感じる切ないストーリーでした。

ヌードルスの仲間として登場するのは

  • マックス:彩風咲奈
  • コックアイ:真那春人
  • パッツィー:縣千
  • ドミニク:彩海せら

ですがマックス以外は衣装がスーツなだけにあまり区別がつかず^^;

コックアイとパッツィーの区別はハーモニカをもっている方といない方としていました。

でもスーツとハットをかぶると遠くからではわからないのが残念、、、

初見でも見やすい人物分けがあったらな~と思いました。

 

それでも演出の小池修一郎先生のこだわりが見て取れる場面が多かったです!

とくに1幕ラストの「バラを敷き詰めた部屋」で荒れ狂うヌードルス!

一枚の絵になるくらいに美しい色合いと望海風斗さんの存在感!

望海風斗さんの歌い上げるデボラ(真彩希帆)さんへの思いが痛いくらいに突き刺さりました!

1幕ラストが、トップスターひとりという場面は小池修一郎先生ではあまりなかったと思います。

1幕ラストは強い印象を残すと2幕までの気持ちが途切れないので、このド迫力の歌と舞台セットはかなり衝撃でした!

 

目まぐるしく場面が変わる中で、気持ちが途切れずに観れたのは「場面転換」の上手さ!

今回はカーテンが降りて、舞台前と後ろを遮断される演出が多かった印象ですがきちんと場面をつなげていたので飽きずに観ていられました。

バックの映像も自然でした。

海辺に落ちる夕日、マリブの海など舞台に違和感がなかったです。

ヌードルスが自分の人生の走馬灯を幻想として見るシーンは、大勢の登場人物たちのフォーメーションに感動しました!

少年期・青年期と過ぎていく中でヌードルスに関わったすべての人が入れ替わり立ち替わり登場!

物語のダイジェストをダンスで表現するこのシーンは個人的に好きな場面です^^

ヌードルスが自分したことへの後悔をより強くした、という印象づけしたと個人的には受け止めたシーンでした。

>>「ワンスアポンアタイムインアメリカ」宝塚千秋楽の感想と退団者あいさつ

 

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雪組「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」キャストの感想

主要なキャストがけっこう多いので、キャラクター分けがわかる登場人物とそうじゃないキャストと分かれてしまった印象です。

映画をギュッと凝縮してあるので、仕方ないかもしれないんですが^^;

 

ヌードルス:望海風斗

大人の男の魅力が溢れすぎていました!

哀愁漂う佇まいは、黙っていてもかっこよかったです^^

自分の感情を強く歌い上げるシーンが多かったんですが、強烈に伝わる伝わる!

デボラへの想いに、ほんとに胸が痛かったです!

スーツ姿も素敵でした^^

子供時代の笑顔から渋い顔の大人まで演じ分けにも感心しました。

大人な雰囲気の劇中から、フィナーレで娘役たちに囲まれて踊る姿のギャップもたまりません!

 

デボラ:真彩希帆

ショービジネスのトップを目指すデボラは、ひたむきに努力を続けるという女性でした。

ヌードルスへの想いはいつからあったのか、などのシーンはあまりなかったです。

なので、ヌードルスが可愛そうという印象が強くて、物語が進むにつれてあまり良いヒロインとして映らなくなりました^^;

大階段を使った豪華なショーでの歌は迫力がすごかったです!

でしゃばる歌姫ではなく優雅な歌手として、落ち着いた雰囲気は素敵でした^^

 

マックス:彩風咲奈

ヌードルスの親友、そして賢い男という印象がしっかり持てました。

最後までマックスはマックスのままだったのも彩風咲奈さんの演技力のちからだと思いました。

まったくブレないマックスの野望や性格は、見ていて気持ちが良かったです。

「アポカリプスの4騎士」を歌うシーンがカッコよかったです^^

 

キャロル:朝美絢

最初の登場から「キャロル像」が出来上がっていて驚きました!

クラブ歌手という役どころだったので、ソロで歌うシーンも多くてキャロルは一番「いい役」だなあという印象!

個人的には声がとても素敵で歌も上手いという印象がプラス!

マックスはもっとキャロルを大事にして!と思った後のシーンで二人は仲良く寄り添っていたり。。。

キャロルはマックスにベタ惚れだったんだなと見終わって感じました^^;

 

 

ジミー:彩凪翔

トラック労働組合のトップという役どころでしたが、物語の後半からラストにかけて印象が変わったキャラクターでした。

彩凪翔さんの声が好きです^^

最初は、トラック会社の労働者として地味な衣装で登場。

なのにセリフは聞きやすいし歌も良い!と、なんてキャラなんだと思いました(笑)

見終わってから思ったのは「ジミーが一番の悪」!

結局はアメリカで勝つのはこんな人物なんだ、とわかってしまって衝撃でした!

 

その他、壮年期のファット・モーを演じた奏乃はるとさんの落ち着いた演技が好きでした^^

バグジー(諏訪さき)フランキー(桜路薫)もいい味出していました!

今作で退団する舞咲りんさんはバレエ教師と新聞記者役で登場!あまり多くの出演はなかったですが印象に残りました!

 

雪組「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」フィナーレ

ラストを見終わってからのフィナーレは、暗い雰囲気を吹き飛ばしてくれました!

 

フィナーレ最初は、彩凪翔さんと朝美絢さん!

朝美絢さんの歌の上手さがまた際立っていた印象(個人的にですが)!

鮮やかな緑のお衣装が素敵でした!

彩凪翔さん、朝美絢さんふたりとも銀色のイヤーカフがキラキラして目立っていました^^

 

ロケットダンス

ラインダンス、とてもよく揃っていました!

衣装は白い羽根に黒と金色!とても素敵でした^^

 

望海風斗さんと娘役のダンス

大階段でフォーメーションを組む娘役さんの優雅な動きに見とれました^^

ワインレッド(に見えましたが)のお衣装が良かったです!

笑顔で娘役と踊る望海風斗さんは劇中とのギャップがすごくてニヤニヤしましたw

ここに朝美絢さんがいなかったのが残念でした。せっかくキャロルのお化粧をしているので、娘役のダンスに加わってほしかったです。

 

男役群舞

エレクトロっぽい音楽で元気に踊る男役たち。

朝美絢さん、顔が白くて(いつもとお化粧が違うので)目立っていましたw

衣装は銀色っぽい感じのジャケットでした。

全体的にちょっと落ち着かなかったです、電子音もうるさく感じました^^;

 

デュエットダンス

深い青色のお衣装でした。

珍しく花道脇のせり上がりから登場した望海風斗さんは銀橋を渡ってから舞台へ。

真彩希帆さんは、大階段を降りて登場。

ヌードルスとデボラを思わせり振り付けが良かったです^^

銀橋へは渡らずに舞台中央で挨拶をして、フィナーレへ。

 

フィナーレ

エトワールは、舞咲りんさん!

この舞台で退団となるのが寂しいです。。

本当に素敵な歌声でした!

舞台での役柄をイメージした衣装でしたね。

羽根を背負うのは望海風斗さんのみ。

みなさん幕が降りる最後まで手を振ってくれていたのが嬉しかったです^^

>>望海風斗が退団を決めた時期ときっかけ|宝塚卒業についての感想

 

まとめ

宝塚歌劇 雪組「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の感想をまとめました。

2020年の宝塚の最初の演目は、こんなにシックで大人なものでした。

宝塚の男役のいいところが満載の劇、宝塚らしさがしっかりと詰まっているんで初めて見る方の印象も良いんじゃないかと思いました^^

とても盛り上がるような冒険活劇ではないんですが、最後まで集中して見ることができましたよ。

演出や衣装、音楽もとても良かったです!

2020年も素敵な舞台がたくさん上演すると嬉しいです^^

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