月組【ピガール狂騒曲】あらすじとキャスト!宝塚千秋楽の観劇レポート

ムーラン・ルージュ ライブ配信

宝塚月組ピガール狂騒曲千秋楽公演をライブ配信にて観劇しました。

シェイクスピアの名作「十二夜」を原作とした華やかで楽しいミュージカルでした^^

トップスター珠城りょうさんが二役を演じ分けているところも見どころ!

月組公演ミュージカル「ピガール狂騒曲」の観劇レポートをまとめました。

 

スポンサーリンク

月組「ピガール狂騒曲」あらすじ

1900年、フランス パリにあるミュージック・ホール「ムーラン・ルージュ」。

・ある理由で、男装をして「ムーラン・ルージュ」の裏方の仕事を探しにきたジャック(珠城りょう)

・閑古鳥の鳴く「ムーラン・ルージュ」を次回作で挽回させようと秘策を練る支配人のシャルル(月城かなと)

・「クロディーヌ」をヒットさせた夫で作家のウィリー(鳳月杏)のゴーストライターをやめて自由に自分を表現したいガブリエル(美園さくら)

ジャック、シャルル、ガブリエルの恋模様が華やかで賑やかな「ムーラン・ルージュ」の中で繰り広げられるミュージカルです。

「ムーラン・ルージュ」の存続のためにシャルルの依頼で、見目麗しいガブリエルを舞台に立つよう説得へ行くジャック。

そこでガブリエルはジャックに一目惚れ。

一旦は断れれた「舞台出演」でしたが、ジャックに会うためにガブリエルが「ムーラン・ルージュ」へやってきました。

シャルルの願いは叶い、ガブリエルは「ムーラン・ルージュ」の舞台へ立つことになります。

が、ガブリエルは「ジャックをダンスの相手に」と条件を突きつけます。

断固拒否のジャックでしたがシャルルに説得され、「体に触れないこと」を条件にガブリエルの相手役をすることになります。

ガブリエルの出演が話題となり、満席となった「ムーラン・ルージュ」でしたが本番で舞台は思わぬ騒動が待っていました。。。

  • 新作の舞台は成功して「ムーラン・ルージュ」は存続できる?
  • ガブリエルのジャックへの想いは届くの??
  • ジャックの男装はいつバレる?!

 

など、ハラハラする展開が盛りだくさん!

ラストのジャックとガブリエルの恋の行方に「わ~そうきたんだ!」と今までにない展開に盛り上がりました^^

さらに周りのキャストたちが多いに盛り上げてくれることで笑いが止まらない内容でしたw

 

スポンサーリンク

月組「ピガール狂騒曲」キャストと観劇した感想!

とっても良かったです^^

もう一度観たいと思えるステキな作品だったと思います!

「ムーラン・ルージュ」でのショーの場面や、さらに笑いどころが満載のミュージカルでした^^

※感想にはストーリーのネタバレも含んでいると思うので知りたくない方はご注意くださいm(_ _)m

 

ジャック/ヴィクトール:珠城りょう

トップスター珠城りょうさんが男装した女性を演じている、というところが絶妙な面白さでした!

ジャンヌという女性でありながら「ジャック」という男性を演じる、というタカラジェンヌとしては不思議な役どころです。

男装していても女性らしさがちらほら見えるあたりがとっても可愛かったです^^

セリフの言い方も柔らかかったり、お化粧も普段の男役メイクとは違ってみえました。

普段なら「男」としてスキのない演技をしている珠城りょうさんの演技力の高さを感じました^^

 

最初はジャックとしてのシーンが多かったですが、後半になってヴィクトールとして登場。

実は腹違いの兄妹というジャック(女性名はジャンヌ)とヴィクトールの顔は瓜二つという設定。

この兄妹2人の共演は珠城りょうさんに似せたヴィクトール役に珠城りょうさんの声を当てるという演出となっていました。

思ったよりも違和感がなかったので、物語にちゃんと集中できました。

 

ガブリエル:美園さくら

夫で作家のウィリー(鳳月杏)のゴーストライターに嫌気がさした才色兼備の女性役。

雰囲気から立ち振る舞いまで気品あふれる「マダム」感がすごかったです!

ジャックに一目惚れしたガブリエルの情熱も伝わってきて、恋する女性はすごいなあと感心しきりでしたw

最後まで女性だと気づかないところ、ちょっと抜け目があって可愛らしい夫人なのだなと思いました^^

 

シャルル:月城かなと

ミュージック・ホール「ムーラン・ルージュ」の支配人。

「閑古鳥が鳴く」という言葉がぴったりの「ムーラン・ルージュ」にお客を呼び戻そうと、女流作家ガブリエルを舞台に立たせようと計画をします。

厳しい態度で団員に接するあたり「パワハラ上司」かと思いきや、後半で「ムーラン・ルージュ」への想いの強さが垣間見えてギャップ萌えですw

個性豊かな団員たちをまとめる大変さも観てとれる場面が多いので「苦労してんだな」とちょっと同情もしてしまいました^^;

舞台の成功のためなら早朝からの衣装の仮縫いにも顔を出すというシャルル、とっても素敵な男性です^^

 

ウィリー:鳳月杏

パリ中の話題を集める小説「クロディーヌ」の作者ですが、実は妻ガブリエルが書いた作品。

「共作」にしなかったことに腹を立てたガブリエルは、離婚すると決意して家を出ます。

ウィリーは「クロディーヌ」の続編を書いてほしいがために弁護士をつけて「復縁」を迫りますが、全く効果なし^^;

絵に書いたような男尊女卑な男性ですが、鳳月杏さんが演じるとなんでこんなにお茶目に見えるんだろうかw

物語のアクセントのように時々現れては笑いをかっさらっていくところ、最高でしたw

ラストの決闘シーンで千海華蘭さん演じるロートレックとの言い合う場面は涙が出るほど笑いました!

この言い合いが決着するのは「11月20日までお預け」らしいんですが、東京宝塚劇場の初日に和解することになるのか気になりました!

 

ボリス:風間柚乃

ウィリー付きの弁護士。

ウィリーの依頼で離婚を諦めるようにガブリエルに伝えにいくのですが、全くうまくいきません。

最終的には「ムーラン・ルージュ」に潜入して、ガブリエルの同行をウィリーに逐一報告。

ラストにはダンサーとして登場するなど、弁護士なのに大変な仕事をしていましたw

 

ロートレック:千海華蘭

「ムーラン・ルージュ」の常連のお客さま。

本職は画家で実在した人物です。

パリにある「ムーラン・ルージュ」のポスターはロートレックが描いたものが多くあります。

ただのお酒好きな常連さんな場面が多かったんですが、千海華蘭さんの演技力が素晴らしくてかなり印象に残った役でした!

珠城りょうさんが演じるヴィクトールの友人でもあり、なかなか重要な役どころ。

ラストの決闘(未遂)シーンでのウィリー演じる鳳月杏さんとの言い合いのシーンは必見です!(笑)

 

レオ:暁千星

「ムーラン・ルージュ」のダンサー。

かなりのモテ男ですが、ジャックの登場で自分の立場が揺らぐ事態に!

「ムーラン・ルージュ」のショーの場面でのスピンの綺麗さに惚れ惚れしました^^

「ムーラン・ルージュ」でのダンスシーンの華はレオの存在があってこそかなと思いました。

 

ミシェル:光月るう

「ムーラン・ルージュ」の振付師。

ムーラン・ルージュの団員たちのレッスンシーンから「あれ?もしかして?」と思っていたら女性の心を持った人物でした。

「男の子たち」は褒めるのに「女の子!バタバタしない!」と厳しく当たるところがわかりやすくて最高に面白かったですw

男装したジャンヌこと「ジャック」にもとっても優しくて「もっとそばにいたい」と気持ちが溢れて仕方ないミシェルさんに大笑いでしたw

「ムーラン・ルージュ」の舞台にかける想いが真剣なところも見えて、仕事はできる人なところも最高でした!

 

ヴァネッサ:夏月都

掃除のおばさん役でしたが、「ムーラン・ルージュ」のレッスンシーンなど隅っこに必ずいましたw

レッスンでは高度なスピンを見せて「あなたたちよりすごいことしてるのよ!」と光月るうさん演じる振付師ミシェルに言われていました!

女性陣たちが男装したジャンヌ「ジャック」の登場に湧く中で一緒に盛り上がっていたりと、細かい演技がかなり光っていました。

隅っこにいるのに見逃せない存在でしたよ^^

 

マルセル:輝月ゆうま

ジャンヌの借金を回収しようと嗅ぎ回るギャングのボス。

黒づくめの衣装にハットもかぶって最初は誰だかわかりませんでした!

悪役でしたが、ちょっと間抜けなところが可愛かったです。

ガブリエルの出演する舞台にも興味ありで「おとな4枚」ときちんとチケットを買うところが良かったです。

満席だとわかると「じゃあ映画館で見るわっ」とライブビューイングに切り替えるあたりも最高でしたw

 

 

月組「ピガール狂騒曲」演出や衣装など感想

「ムーラン・ルージュ」の意味は「赤い風車」と言うんですね。

実際にパリにあるカンカンなどのショーが楽しめる劇場を舞台に、とっても賑やかな内容で楽しめました^^

 

セット

「ムーラン・ルージュ」の前という場面では、赤い風車が見える街並みのセットが印象的でした。

最初は「赤い風車」はちょっと小さいかな、あんまりリアルじゃなくてジオラマみたいなセットだなと思っていました。

が、後半になって全く気にならなくなったんで、物語によく馴染んでいたんだと思いました。

場面転換もとても自然、というか「あ、場面が変わるな」という構える姿勢もなくサクサクと進んでいました。

今考えても「場面転換」が自然な流れで行われていたことに「すごいな」とただただ感心してしまっています。

 

珠城りょうの一人二役での演出

珠城りょうさんがメインで演じたのは、ジャンヌという女性が男装をした「ジャック」という人物。

そして後半に登場するベルギー貴族のヴィクトール。

2人が一緒の場面に登場するシーンの工夫も割と自然で気になりませんでした。

ストーリーそっちのけで気になってしまったらアウトでしたが、全くそんなことはなかったです。

「ジャック」を演じるときは「ヴィクトール」は後ろ姿、とかは予想できたんですが、

最終的に「ヴィクトール」の姿は珠城りょうさんじゃないのに、声だけ吹き替えという演出!

探していた妹に会えた兄、という場面での声だけ吹き替え、「そうくるんだ」と予想はできたけどホントにやっているところがすごい。

 

衣装

ガブリエルのエレガントなお衣装、シャルルの支配人らしいぴしっとしたお衣装やハット、どれをとっても感じの良いいお衣装でした^^

とくに「ムーラン・ルージュ」のダンサーたちの衣装はとってもステキでした。

「カンカン」のレースたっぷりのスカート!

ストライプ柄のお衣装が本当に可愛かったです^^

よく宝塚でもレビューに「カンカン」が登場しますが、かなり不自然なのであまり好きになれなかった「カンカン」

ショーのタイトルと「カンカン」が全くつながらないのに唐突に「カンカン」が始まるあの感じが、、、^^;

だけど、「カンカン」ってこんなにショーとして面白いんだと再発見ができました^^

 

月組「ピガール狂騒曲」見どころとまとめ

「ピガール狂騒曲」の見どころは、

「ムーラン・ルージュ」での「カンカン」のシーン!

側転や開脚など、ヒラヒラのスカートをなびかせながらあんなにアグレッシブに動くダンサーたちの技術の高さに驚きました。

そして「珠城りょうの一人二役」という役どころも見てほしいポイントです。

女性が男性を演じる「タカラジェンヌ」ですが、ジャンヌの「男ってこんな感じだよね」という男性を演じる雰囲気がとっても可愛らしいです^^

 

キャストとして注目は、千海華蘭さん演じるロートレック!

とってもかわいいオジサンでした^^

物語の最初の方から登場するのですが「誰??」と必ず思ってしまう存在感でした!

 

見どころ満載の「ピガール狂騒曲」、また観たいと思えるステキな作品でした^^

スポンサーリンク