宝塚歌劇といえば、歌とダンスで構成されたエンターテインメントショーが見どころです^^
その宝塚のショーのサブタイトルに「レビュー」という言葉が使ってあることもあります。
宝塚の舞台のタイトルで使われる「レビュー」と「ショー」に違いはあるの?
宝塚歌劇の「レビュー」と「ショー」の意味について調べてみました!
目次
宝塚歌劇「レビュー」と「ショー」の違いは?
宝塚の舞台は、「お芝居」と「ショー」の二本立てで構成している場合があり、そのときのショーを「レビュー」と呼ぶことがあります。
この「レビュー」と「ショー」については、はっきりとした線引きはされていないと思われます。
ショーのサブタイトルが
「グランド・レビュー」
「グランド・ショー」
となっていても、内容は歌とダンスで構成されているのでプログラムの内容に違いはありません。
違いはないのに「レビュー」「ショー」と使い分けている意味はあるのか!?調べてみました!
「レビュー」と「ショー」意味は同じ?
「ショー」を英語表記にすると「SHOW」
「SHOW」の意味は
- 見せる
- 表わす
- (お芝居などを)上演する
- 興行、見せ物
「劇場のショー」のことを指す言葉です。
レビューの英語表記は「Review」
「Review」を訳すと、
- 再び見る
- 復習する
- 回顧する
- 回想する
意味としては、
『一度見たり行ったことがあるものをもう一度 見返す』
という感じになるんでしょうか??
宝塚演出家の岡田敬二先生のお言葉がわかりやすかったのでまとめました!
「レビュー」「ショー」について岡田敬二先生は、
- レビュー= 『時代劇』
- ショー=『現代劇』
という意識でいるとのこと。
Review=振り返る
という意味にもなることから、
「レビュー」は、昔は1年を振り返る歳末精算劇として始まったことから付けられたショーの名称として使っていた。
「ショー」は、その時代を反映したトレンディーなもの。
とおっしゃっておりました。
しっくりとくる納得できる言葉に「なるほど!」という返事しか出てきません!
現在の宝塚では意識して「レビュー」「ショー」を区別して使ってはいないように感じます。
今現在、宝塚に在団中の演出家の方たちが「レビュー」と「ショー」について公ではお話が残ってないですね。
現在、宝塚の演出家たちは実際どんな風の「ショー」のネーミングを決めているのか気になるところです!
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まとめ
宝塚歌劇の歌とダンスで構成された「ショー」と「レビュー」の違いや意味についてまとめました。
「ショー」は「レビュー」という名前も使われますが、タイトルは違えど歌とダンスで構成されるプログラムなので、内容はどちらも同じです。
長年 宝塚でレビュー演出をされる岡田敬二先生の言葉、ぴったりハマっていたので今までの疑問やモヤモヤが晴れた気がしました^^
レビューは過去に一度上演したことがある作品、という風にとらえていいのかな??
名称にはあまりこだわらなくても、いいショー、いいレビューが宝塚歌劇でこれからも上演しますように!
岡田敬二先生のような宝塚らしいステキなショーが「レビュー」となって上演(再演)されるなら大歓迎です^^