宝塚歌劇 専科の轟悠さんが退団を発表しました。
2021年7月の舞台「婆娑羅の玄孫」がサヨナラ公演となります。
約36年間タカラジェンヌとして活躍した轟悠さんの同期(71期生)は誰がいるのかまとめてみました。
目次
轟悠さんの同期は誰?71期生でトップスターになったのは
専科 轟悠さんは宝塚歌劇に1985年に入団した71期生です。
71期生で現役タカラジェンヌだった轟悠さんも退団。
在団する71期生としては轟悠さんが最後の人でした。
轟悠さん基本情報
プロフィール(宝塚歌劇公式ホームページより)
- 誕生日:8月11日
- 出身:熊本県人吉市
- 身長:168センチ
- 愛称:いしさん、トム
- 入団:1985年
- 初舞台:花組「愛あれば命は永遠に」(娘役トップ若葉ひろみさん退団公演)
- 入団年数:36年
初舞台は花組、最初に配属されたのは月組でした。
所属した組
- 月組:3年間
- 雪組:13年間(雪組トップスター時代4年間含む)
- 専科:19年間
71期生の中でトップスターになったのは轟悠さんを含めて5人います。
- 轟悠さん:雪組トップスター
- 愛華みれさん:花組トップスター
- 真琴つばさ:月組トップスター
- 稔幸:星組トップスター
- 鮎ゆうき:雪組 娘役トップスター
なんと、轟悠さん、愛華みれさん、真琴つばささん、稔幸さんが1997年時点で同じ年にトップスターとして舞台に立っていました。
5組ある中で4組のトップスターが同じ時期に同期という珍しい瞬間がありました!
現在の95期生でもこんな状況になるんじゃないかと期待をしている人が多いんじゃないかと思います。
ちなみに、鮎ゆうきさんは男役から娘役に転向後に娘役トップスターになった方。現在は俳優の神保悟志さん(相棒の大河内 役など)の奥様です。
71期生 抜粋
- 朝霧舞さん:元娘役スター。元プロ野球選手 小川博文さんと結婚後に芸能界を引退。
- 光樹すばるさん:元月組副組長。
- 香坂千晶さん:元娘役スター。
- 夏河ゆらさん:元月組組長。
- 貴柳みどりさん:元宙組副組長。
- 能舞三子さん:現在の名前は「山岡三子」。TVキャスターとして活躍。
轟悠さんの音楽学校での成績は
宝塚歌劇 71期生は46名。
轟悠さんが宝塚歌劇へ入団したときの成績は
46名中 12番目
成績としては上位になります!
ここで71期生の 愛華みれさんのお話を少し。
愛華みれさんといえば、花組トップスター!
以前にBS-TBSの「愛車遍歴」に出演したときのお話では、入学したときはビリに近い成績だったとか。
愛華みれさん、そこからトップスターになるなんて!
すごいな~^^
当時のお話では、71期生はお稽古の教室が足りないくらい大人数だったそうで、
愛華みれさん他、成績下位あたりの生徒はお琴教室の片隅でお稽古していたのだとか。
ピアノが足りないことから、絵に描かれたピアノ「紙鍵盤」でお稽古していたといいます。
紙の上のピアノの鍵盤に指を当てて「ド・レ・ミ、、、」とレッスン。
『ここは「♪ド」ではありません!』
と、先生に怒られたというエピソードを話してくれましたw
こんなお話を聞いていただけに、愛華みれさんが卒業のときは主席だったとはなかなかです!!
愛華みれさんと一緒のお事教室メンバーに、真琴つばささんもいたというお話だったんですが、、、どうだったかな^^;
まとめ
轟悠さんの71期生の同期生には、トップスター経験者が5人いました!
1つの期で5名のトップスターが輩出されることってなかなか珍しいと思います。
しかも、雪組(轟悠さん)・花組(愛華みれさん)・月組(真琴つばささん)・星組(稔幸さん)と同じ次期に同期生がトップスターとして舞台に立っているなんて奇跡の71期生ですね!
私が宝塚を観劇し始めてた当時から当たり前のように「宝塚の顔」として存在感のあった轟悠さんが退団するなんて、思ってもみませんでした。
轟悠さんが舞台上にいるだけでとても清廉な雰囲気が漂っていて「宝塚の世界」がそこにありました。
轟悠さんが残したものを「宝塚歌劇」はきっと大切に未来へバトンを渡していくんだと思います。
この先、同じ舞台に立つことができたタカラジェンヌたちは、きっと「轟悠さんと共演したことがあるんですよ」と自慢するんじゃないかなと思います^^
轟悠さんは消えてしまう訳ではないので、今度は外から宝塚を見守ってくれるんだと思うとまた心強い気もしてきます!
いしさん、長い間全生徒の先頭に立ち続けてステキな舞台を作り上げていただき感謝です!ありがとうございました^^