「宝塚音楽学校」に入学することは、タカラジェンヌになるための第一関門!
「宝塚音楽学校」に入学すれば「宝塚歌劇団の舞台に立てる」というレールがすでに用意されている「タカラジェンヌになるための夢の学校」です!
「宝塚音楽学校に入学できる年齢って何歳までなの?」とよく人から聞かれるので、あらためて調べてみました。
未来の宝塚歌劇のトップスターが入学する「宝塚音楽学校」についてまとめました。
目次
宝塚音楽学校の入学資格は?受験できる年齢は何歳から何歳まで?
「宝塚音楽学校」の入学資格は
- 受験する年から数えた受験年齢の範囲内の人
- 容姿端麗
- 卒業後、宝塚歌劇団生徒として舞台人に適する方
「宝塚音楽学校」に入学できる年齢は
15歳~18歳!
学年でいえば、中学3年生~高校3年生
15歳という年齢は、宝塚音楽学校の受験時期である3月に中学校を卒業する年齢をいいます。
「宝塚音楽学校」へ入学できるチャンスは人生で4回!
たった4回のチャンスうち、初受験で合格できる人もいればラストチャンスで合格する人もいます。
同じ時期に合格した約40人のタカラジェンヌのタマゴたちは、宝塚音楽学校で2年間、歌やダンス、演技を学んでいきます。
2年後に「宝塚音楽学校」を卒業、そしてすぐに「宝塚歌劇団」へ入団して初舞台を踏むことになります。
宝塚音楽学校に同じ年に入学した「同期」でも3歳ほど年の差があることもある、というのも不思議な感じがしますね。
ちなみに宝塚音楽学校の受験ラストイヤーで合格した安蘭けいさん(主席合格!)は、同期からはとってもお姉さんに見えたそうです^^
宝塚音楽学校の入学試験はどんなことをするのか内容は?
宝塚音楽学校の入学試験は、
- 第1次試験:面接
- 第2次試験:面接、歌唱、舞踊
- 第3次試験:面接、健康診断
という内容になっています。
入学するためにメインとなる試験内容は、歌、バレエ、ジャズダンス。
技能的な試験以外では、面接の受け答えなども審査されます。
◇面接
技能という訳ではないですが、受験生の容姿や態度、舞台人としての適性を審査をします。
自己紹介のときは、受験番号、名前、身長、体重をはっきりとした言葉で試験官へ伝えます。
試験官に質問をされたことを、「答え」と「理由」も一緒に「言葉に詰まらず」に話すことが大切となってきます。
◇歌唱
- 課題曲の歌唱
- 新曲視唱
「新曲視唱」という課題は、受験生一人ひとりに「楽譜」が渡され、それを初見で10分で覚えて歌う、というかなり高難度の歌試験があります!
ワンフレーズほどの楽譜は、受験生全員違ったメロディなんだそう。
前もって試験内容がわかっていても、初めて見る楽譜を見て歌うという、、、これはかなり難しいですね。
◇舞踊
バレエ、ジャズダンスを踊ります。
課題の振り付けは、試験当日に音楽学校の本科生(1年先輩の生徒)が模擬演技をしてくれます。
模擬演技を覚えてそのまま踊るという試験になります。
リズム感、柔軟性などを審査されます。
宝塚音楽学校に合格する人はどんな人?
宝塚音楽学校に合格できるのは
宝塚歌劇団の舞台人に適する人
という条件があります。
2007年ころだったと思いますが、「宝塚音楽学校」の合格する基準が大きく変わりました。
大きく変わった点は、
将来性のある人材
も、合格基準となったこと。
歌もダンスも完璧な人が「宝塚音楽学校」に入るというのがこれまでの常識でしたが、
受験のときに舞台に必要な技術などが「完成」されていなくても、
- 将来性
- 個性
- 才能
- 熱意
がある人も合格するチャンスが与えられました。
「タカラジェンヌになりたい!」と強い除熱がある人は、「宝塚歌劇団の舞台人」になれる可能性を秘めている、ということですね^^
まだまだ未熟に見えるタカラジェンヌでも、いざ「宝塚歌劇団」の本番の舞台に立ち続けていくと、本人の頑張りもありますが大きく成長していきます!
受験のときに完璧な人を求めずに「将来性」や「熱意」も合格基準となることで、「宝塚歌劇団」のステキな舞台を伝える人が増えていく結果になるんじゃないかと思うので嬉しいですね^^
まとめ
「宝塚音楽学校」の合格発表は毎年テレビで取り上げられるほど話題になりますね。
未来のトップスター候補たちはここから「宝塚歌劇団」の舞台人として成長していきます。
宝塚音楽学校の「合格」の先には、タカラジェンヌになるためレッスン漬けの2年間の学校生活が待っています。
その厳しい道程を越えて宝塚の舞台で輝くスターが多く誕生することを楽しみにしています^^