2018年の最初の宝塚大劇場公演は花組から幕開け!
「ポーの一族」は、萩尾望都さん原作の少女マンガです。
演出の小池修一郎さんが宝塚に入団した当初から舞台化したいと思っていた作品でした。
ついに現実となった「ポーの一族」の舞台版!
観劇した感想やキャスト、マンガの連載当初からの原作ファンの評判は?
宝塚歌劇団 花組公演「ポーの一族」について調べてみました!
目次
「ポーの一族」のあらすじは?花組公演の感想!
「ポーの一族」とはヴァンパネラ(吸血鬼)となってしまった主人公エドガーの200年以上の時を流れて過ごしていく物語です。
原作は、1972年に「別冊少女コミック」に発表された「すきとおった銀の髪」が始まり。
その後、1976年の作品「エディス」で一旦は休載していましたが、2017年に「春の夢」で再び「ポーの一族」が復活してファンを驚かせました。
この時、「ポーの一族」が掲載された「月刊フラワーズ」は、売り切れが続出!
異例の重版をして対応したという話題振りでした!
「ポーの一族」は、永遠に少年のまま生きるエドガーを中心にヴァンパネラ(吸血鬼)の「ポーの一族」の一族にまつわる話。
森に捨てられたエドガーと妹のメリーベルは、「ポーの村」の乳母に拾われて老ハンナ・ポーに育てられます。
隔離された村には、バラを栽培する広い敷地のある不思議な場所でした。
11歳になったエドガーはポーの一族がヴァンパネラだということを知ると、妹に手を出さない条件で成人したらヴァンパネラの一族に加わる約束をします。
数年後、14歳になったエドガー、近くの村人がヴァンパネラ狩りに乗り出したことで村人に襲われて消滅してしまった老ハンナ・ポー、そして「ポーの村」の襲撃を迎え撃つ前にエドガー、ヴァンパネラ一族の長 大老ポー(通称キング・ポー)のちからを与えられてヴァンパネラになってしまいます。
ここからエドガーの孤独な旅が始まります。
花組公演「ポーの一族」を観劇した感想は、、、良い!!
もう明日海りおさんの当たり役と言ってもいいんじゃないかと思います!
エドガー、めっちゃエドガーだった!
花組トップコンビの相方 仙名彩世さんを妹のメリーベルにしなかったのも観劇して納得しました!
仙名彩世さんが演じるシーラ、めっちゃシーラだった!シーラにしか見えない!
仙名彩世さんの印象は「ミー・アンド・マイガール」のマリアだったりするので、ギャップもすごいですねー。
見事に演じたシーラは、花組の新しいコンビとなって大劇場デビューでもありますね。
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「ポーの一族」原作ファンの評判は?
原作ファンの私の個人的な感想ですが、マンガから飛び出したんじゃないかというビジュアルの完璧さ!
ストーリーは原作通りではないのですが、世界観がそのまま!どの場面も「ポーの一族」らしさが出ていました。
一番驚いたのが、劇中の歌にエドガーの詩が使ってあったということ!ここは原作を読んでいる人は、ピンと来た人多いんじゃないでしょうか?
そのままの詩が使っていて、物語に良いアクセントになっていました。
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まとめ
小池修一郎さんが満を持して作り上げた「ポーの一族」は、私の中ではヒットだったと思います。
賛否両論分かれてしまいますが、全然悪くなかったですよ!
宝塚の世界観ともマッチしている素晴らしい出来栄えです!
今後、「ポーの一族」を違う組でもやってくれると面白いかなと思いました^^